家を建てたので住宅ローン控除のための確定申告を行いました。準備物や対応方法のまとめとポイント

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家を建てた時の確定申告

先日、人生初の確定申告を経験してきました。

社会人になってからずっとサラリーマンをしているわけですが、基本的にサラリーマンは確定申告をしなくてもいいので、私もこれまで経験したことがありませんでした。

今回初めて確定申告をしたのは去年建てたマイホームの住宅ローン控除を受けるためです。

この住宅ローン控除は、マイホームを建てたり、マンション買ったりをした翌年には必ず自らが申請を行わなければならないというルールのようです。

申請年の翌年からは必要書類を提出すれば会社が手続きをしてくれるそうです。

この点は、私もお世話になった工務店さんから話を聞いていたのですが、なんせ初めてということで、不安が多く、気合いを入れて臨みました。

一連の作業を終えて、結果的にはそんなに気合い入れなくてもいけたな、というのが感想だったんですが、いろいろと勉強になったので自分の中で押さえるべきポイントをまとめて書いておこうと思います。

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目次

はじめての確定申告は会場に足を運ぶべし

まずはじめに、今回確定申告を経験してみて思ったことなんですが、

それははじめての確定申告はネットに頼らず、会場に足を運ぶべしということ。

つまり、はじめての方への私なりのアドバイスでもあります。

これ、当たり前と言えば当たり前なんですが、今はインターネット上から確定申告が行える時代です。

私のようにまずはネットからできないか?探すという人も増えていると思います。

特に確定申告は基本平日しかやっていないですし、込み合うと言うイメージも常識的にあります。

平日にわざわざ休みをとって行かずにネットでてっとり早く済ませれないか?と思うわけです。

確かに確定申告はインターネットから行うことででき、e-TAXという納税システムがあります。
【e‐Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

このシステムを使った手続き方法には2つあり、インターネットで完全にクローズできる方法と申告書などを印刷し、会場へ持ち込む、もしくは郵送するという方法があります。

ただし、インターネットで完全クローズする方法は専用のICカードとリーダーが必要となり、サラリーマンにはハードルが高いものです。

私は、当初、システムから入力を済ませ印刷して郵送する方法を試みようとしていました。

が、実際にシステムの入力を試みましたが、やはり確定申告をしたことのない素人にはハードルが高かったというところです。

簡単に言うと、入力する内容がなにを入力すればいいのか?もしくは入力内容が正しいのか?が判断がつかず、不安だらけになってしまうんです。

いろいろと調べたりしてがんばっていましたが、早くにその考えは捨てるべきでした。

初めての時はまずは平日に休みをとって会場に足を運んで手続きをするのが手っ取り早いと思います。

なぜかというと、会場は確かに混んで時間もかかりますが、サポート員がいて、手取り足取りやり方を教えてくれます。

ネットでマニュアルを見ながらやるより、プロにサポートを受けながら作業する方が断然早く、確実です。かつ素朴な疑問もすべてぶつけれるので理解もものすごく進んだっていうのが私の感想です。要は1回やり方を詳しく学べたので、入力の要点がわかり、次回からはネットでスムーズに入力できるなと思ったわけです。

なので、その先を言うと、確定申告ははじめての際は会場に足を運ぶべし、なんですけど、2回目以降はネットでやるべしというのが私の感想です。

▼実際に会場に行きましたが、平日でしたけどそれでも混んでましたね〜
家を建てた時の確定申告のまとめ

住宅ローン控除に必要な書類など

家を建てた際の確定申告(住宅ローン控除を受ける)にはいろいろと書類が必要です。これは必ずなんで、ここが一番気合い入れ無きゃ行けない部分です。

当日会場に行って書類がない、書類が想定のものと違うだと2度手間になってしまいます。

たくさんあるので揃えるのは一苦労ですが、大金が戻ってくると思えばがんばるしかないですね。

源泉徴収票 会社から発行してもらえます。私の会社はWebシステムで閲覧、印刷できる形なんですが、印刷だけだと効力がないということで社印を押印していただきました。
住民票の写し 市区町村の役場でもらえるものです。取得に数百円かかります。新居に住んでからの日付のものであれば大丈夫のようです。
工事請負契約書、土地契約書の写し 家を建てる際にハウスメーカーや工務店と取り交わした工事請負契約書のコピーです。土地も購入したなら土地の契約書も必要です。あと注意点としてコピーには必ず印紙部分が映っている必要があるようです。
ローンの年末残高証明書 ローンを組んでいる銀行など、金融機関が発行してくれます。
家屋の登記事項証明書 こちらは法務局の出張所で発行してくれるようです。私の場合はお世話になった工務店さんが準備をしてくれました。
住宅借入金等特別控除額の計算明細書 こちらは会場でのe-TAXの入力により自動的に作成されます。
確定申告書 こちらも会場でのe-TAXの入力により自動的に作成されます。
通帳(還付金の振込先口座情報) 申請により還付される還付金の振込先を指定する(e-TAXで入力する)ので、準備しておく必要があります。

※上記はあくまで私が手続きを行った会場での情報なので、都道府県市区町村によっては多少違ってくる可能性はあります。
あと、念のため、身分証明書とはんこは持参しておいた方がいいと思います。実質使うシーンはありませんでしたが。

会場でのパソコンでの入力は自分の理解を深めるためにサポート員に聞きまくるべし

会場に着いたら、パソコンでのe-TAXシステムでの入力を行うことになります。

▼最初に会場で必要書類のチェックだとかで書類に記入をしましたが、なかなか初心者には分からない点が多く、埋めることができませんでしたが、最終的にはサポート員が助けてくれます。不明な点は全部対応してくれました。(私の最寄りの会場のサポート員さんが親切だっただけなのかもしれませんが)
家を建てた時の確定申告のまとめ

▼会場にはパソコンがたくさん用意されていて、各自で自分の確定申告内容をe-TAXに入力していくわけですが、とにかく分からないところ、自分が理解できないところはサポート員をつかめて聞きまくることです。サポート員を独り占めするのと、なんでもかんでも聞くのは常識的によくないことではあるんですが、次回は自分で自宅からできるようになるためだったら、ここでいっきに勉強して帰るべきです。
家を建てた時の確定申告のまとめ

初めて入力を行う場合には「利用者識別番号」という次回入力の際に必要な番号が発番されるので、それは写真でとるなり、メモしときましょう。最後に印刷もできます。

▼入力がひととおり終わったら印刷カードで印刷を行います。ここで「確定申告書」「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」なんかも印刷されます。
家を建てた時の確定申告のまとめ

▼私の会場の場合は印刷プリンタが4台ほどあり、そこで大行列ができていました。ステップとしてはこの印刷と同時に必要書類を渡して確定申告処理が完了となります。
最後に作業完了の資料を一式もらって終了です。
家を建てた時の確定申告のまとめ

さいごに

今回、はじめて確定申告という作業を経験したわけですが、私的に感想をもう1度言うと、確定申告ははじめての際は会場に足を運ぶべし、2回目以降はネットでやるべしということです。

会場でサポート員に補足をもらいながら入力をすると理解が深まり、次回の入力は自宅からできるぞ!という自信が付きました。

▼会場でも至る所に「来年度はぜひ自宅で確定申告をしましょう!」と掲げられています。
家を建てた時の確定申告のまとめ

確かに会場に足を運んで現場を体験すると、相当なパワーがかかっているなと思いました。国としても、ここは省力化したいところでしょう。

確定申告は自宅でできるようになるためにもはじめては勉強するつもりで臨むのが一番だなと思いました。同時にこの込み具合を経験すれば、来年は自宅でゆっくりやろう、という気にもなりました。

と言いながら、確定申告をするシーンがサラリーマンだとなかなか限られて来るんですがね。

まぁ次の機会がくれば、必ず自宅で済ませて書類のみ持って行くパターンで行うと思います。

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