どーも。taka(@takaiphone2010)です。
先日、ライフログを「Momento」を使って眺めていたところ、ふと、おかしな点に気づきました。
「明らかにこの画像はこの時間に撮っていないぞ」というものでした。
「Momento」はTwitter、Flickr、Facebookなど、いろいろなネットサービスのFeedを集約して時系列で表示できるライフログの閲覧に適したアプリです。
Momento (Diary/Journal) 2.3.2(¥250)
カテゴリ: ライフスタイル, ソーシャルネットワーキング
販売元: d3i Ltd – d3i Ltd(サイズ: 10.9 MB)
全てのバージョンの評価: (438件の評価)
例えばこんな感じです。
飲み会の費用が朝の5時台に記録されてます。そんな時間に飲んだ記憶はまったくございません。
よくよく眺めていると、他にもおかしな画像がたくさん出てきました。
なぜだろうと、眺めていると、iPhoneのスクリーンキャプチャで撮った画像だけが、時間がおかしいということに気づきました。
いつも流して眺めていたため、今まで全然気づきませんでした、、、
いろいろと調べると原因がわかり、解決することができたのですが、その内容をシェアしたいと思います。
(知っている人は当たり前の話なのかも知れませんが、ど素人の自分にはいい勉強になりました。)
目次
原因は画像の形式にあった
iPhoneでスクリーンキャプチャした時に保存される画像の形式は「png」という形式です。
この「png」形式には、撮影日時や位置情報といったいわゆる付属情報が付加できないようなのです。
写真や画像にはあたり前のように付属されると思っていました、、、
すべての原因はここにありました。
私はライフログの写真や画像をFlickrのプライベートアカウントにアップしているのですが、私はアップする画像をこの「png」形式のままアップロードしていたのです。
「png」形式なので撮影日時情報がないので、Flickrで記録されている時間も撮影時間とは異なる時間となり「Momento」で表示した際におかしな時間で表示されていたというわけです。
私はFlickrへの画像アップロードに「PictSahre」というアプリを使用しています。
このアプリは有名で本当にすばらしいアプリでして、画像をアップロードする時に画像の形式までも指定することができます。
私は画像のアップロード作業のときにこの画像フォーマットを「オリジナル」という設定でアップロードしていました。
つまり、スクリーンキャプチャで撮った画像は付属情報を持たない「png」形式のままアップされていたのです。
PictShare – multiple photos/movies uploader 2.6.2(¥250)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 写真/ビデオ
販売元: itok – 啓 Ito(サイズ: 3.8 MB)
全てのバージョンの評価: (156件の評価)
解決策は「JPEG」形式でアップロードすること
この問題については、画像フォーマットを「JPEG」形式にしてアップロードすることで解決できました。
多分ですが、PictShareが「JPEG」形式に変換する際に付属情報を盛り込んでくれているっぽくて、撮影日時も画像情報に盛り込まれるようです。(技術的に間違っていたらすみません。)
つまり、アップロードする時の画像形式を「JPEG」にして画像をアップすればいいわけです。
実際に検証してみた
実際に検証してみました。
まずは、スクリーンキャプチャした画像をPictShareの画像フォーマットを「オリジナル」でアップしました。
Flickrでは画像のEXIF情報を確認することができるので、その画像のEXIF情報を見てみました。
(EXIF情報とは画像データに、撮影条件に関する情報を追加して保存できる、画像ファイル形式の規格のことだそうです。この中に撮影日時情報も入っています。)
ご覧の通り、撮影情報はありません。
続いて、同じ画像をPictShareの画像フォーマットを「JPEG」でアップしました。
同じく画像のEXIF情報を見てみると、
撮影日時の情報が入っています。
まとめ
今まで、iPhoneでの画像形式はまったく意識していませんでした。
今回の件で、スクリーンキャプチャ画像が「png」という形式で保存されていて、「png」という形式には撮影日時の付属情報が盛り込まれていないということを勉強しました。
ライフログはなにかと日時という情報が大事になってくるので、知っておくとためになる情報かなと思いました。
「PictShare」を使ってライフログ用の画像をFlickrにアップする際は画像フォーマットを「JPEG」であげることに気を付けましょう。
何事もやっぱり、経験すると一気に身になる感じがします。