【マイホーム計画参考情報】2階リビング住人が語るメリット、デメリットとアドバイス、住み心地の感想など

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【マイホーム計画参考情報】2階リビング住人が語るメリット、デメリットと住み心地の感想

僕はマイホームを建ててもう6年になります。

いくつか、見直したいポイントはあるものの、基本的に満足しており、快適に暮らしております。

自由設計が当たり前の今、マイホームの計画にはみなさん時間をかけて悩みながら進められていると思います。

その中で、リビングを2階に持っていきたいという想いを持たれている方もボチボチいると思います。

当時、僕もその1人で、建てたマイホームはリビングが2階の家になります。

早いもので2階リビングの暮らしももう6年です。

2階リビングの家について、悩んでいる方もいると思うので、2階リビング住人の僕の視点になりますが、6年住んでみてのメリット、デメリット、住んでいる率直な感想などを書き出してみたいと思います。

少しでも参考になればと思います。

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目次

2階リビングの家にした理由

その前に、まず、そもそもなぜ僕が2階リビングにしたか?の理由についです。

うちの場合は、理由は簡単ではあるんですが、購入した土地が少し小高い場所にあったので、普段の生活でのんびりと眺めを楽しめる生活空間を思い描いたからです。

2階リビングを検討するのにはいろいろとその人、その人での理由があると思います。

多いのは、普段の生活で、外からの目線を感じたくないとかが多いのではないでしょうか。

ここからはメリット、デメリットを書きますが、2階リビング住人の僕が書いといてなんですが、客観的に見ると、やはりデメリットのほうが多く目立ちます。

2階リビングのメリット

外からの目線を1階より気にしなくてよい

まず、外からの目線だと思います。家を建てる場所の環境にもよると思いますが、基本的にほとんどの家が1階リビングなので、普段生活する際に周りと居る場所の高さが違うので、隣の家の窓越しに家の中が見えるというシーンが減ります。

特に周りの家と距離があったりすれば、カーテンもほぼ閉めずにいても気になりません。

カーテンを開けていれば外の景色も見えるわけですから、開放感もある空間を実現できます。

我が家もメインの窓やベランダ方向には家がないので、カーテンも開けて生活していることが多く、外の眺めを眺めながら開放的な生活が送れています。

生活してみて、個人的にはカーテンを常に閉めておかないといけないリビングと開けておけるリビングでは、ぜんぜんリラックス度が違うと思います。

天井を高くすることができて、広い空間作りができる

2階リビングにする場合の構造上の大きなメリットですが、1階リビングの場合、基本的に2階があると天井は必然的に高くすることができません。やろうとすると吹き抜けを作ることでしょうか。

2階リビングだと、上は屋根なので、天井をかなり高くすることができます。

こうすることで、空間が大きくなり、窮屈さのない広いリビングを実現することができます。

天井が高いのは、地味なようで実は感覚がずいぶん変わります。圧迫感のない広いリビングを実現には持ってこいですね。

また、広い空間作りにおいて、2階リビングにはもう一つメリットがあります。

それは柱を減らせるというポイントです。

1階だと上に部屋がのっており、それを支えるために柱が多く必要になってきますが、2階だとそれがないので、柱を減らすことができます。柱があると空間的にはどうしても狭くなってきますが、柱がないことで、広い空間を実現することができるわけです。

我が家のリビングも天井が高くて柱がないので、お客さんが来たりすると、「広い!」と驚いてくれます。実際の平米数は大したことはないんですが、天井が高いことと柱がないことで、広く感じるんでね。

洗濯物干しが楽

洗濯物を2階ベランダに干すことを前提にしたことですが、日中、仕事、学校などで留守が多い方は洗濯物を2階ベランダに干すことが多いんじゃないでしょうか。

2階リビングになると、基本的に生活空間が2階になるので、洗濯機も2階に置くことが多いと思います。

うちもそうですが、洗濯物を持っていちいち2階に上がるということはないので、その点は楽です。

2階リビングのデメリット

階段の上り下りの回数が多くなる

まず、2階リビングは間違いなく、1階の家より、上り下りの回数が多くなると思います。

これは考えればわかる話で、当たり前といえば当たり前なのですが、日々の生活を合理的に暮らしたいと考えた場合、2階リビングが1階リビングに勝ることはないと思います。これは仕方ないことだと思います。

逆に僕なんかはプラス思考でして、階段の上り下りは足腰にいい運動になると思っており、日々の生活で少しだけでも、運動をするシーンが増えれば健康にもいいじゃない。くらいで考えています。

まぁそもそも階段が嫌いな人はまず2階リビングを考えることがないと思いますけど。

歳をとった時のことが心配

上記に関連してくることですが、歳をとった時のことが心配です。

つまり、歳をとって足腰が悪くなってきた時に、上がれなくなるのではないか?という心配です。

これは僕自身も思っていることですが、将来的にエレベーターでもつけれるとか、余裕があれば別ですが、普通の家はあまりないわけで、こればっかりは割り切らないと2階リビングは実現できません。

2階リビングの家を建てる際のアドバイス

ここでは、僕が実際に2階リビングで暮らしていて、こういう点を考慮したり、注意しておいた方がいいよ、というポイントを書いておきます。

生活スペースはすべて2階へ

まず、言いたいのは生活スペースはすべて2階へ持っていくという点です。

例えば、2階にキッチン、リビング、トイレがあって、洗面所、お風呂は1階だったとすると、日々の生活の中で1階と2階の行き来が多くなりますよね。

こういった点は、日々積み重なると結構しんどくなってくると思うので、気をつけた方がいいです。

こうならないためには、キッチン、リビング、トイレ、洗面所、お風呂など生活に必要なスペースを階段を行き来せず使えるように、すべて2階に持ってくるということです。

ちなみに我が家は、簡単に言うと、寝室以外はすべて2階にあります。

やはり、1階と2階の行き来は通常移動よりパワーがかかるのは間違いないので、これは意識して正解だったなと思っています。

究極は2階に寝室もということになるんですが、そうなると1階はなんなのか?という状態になってくるので、通常の2階建の家なら、生活空間が1階にあって、寝る時に2階に行くというスタイルになると思いますが、2階がリビングになれば、その逆になるというのが自然な形なんだと思います。

どちらにせよ、自分たちの生活を思い浮かべて、1階と2階の行き来が極力少なくなるように設計することをおすすめします。

1階玄関付近に洗面台があるといい

こちらは、我が家で実際に実現して、ほんとによかったな〜と思える点なんですが、玄関(1階出入口)付近に洗面台を設けることです。

我が家の洗面所はお風呂と一緒に2階にあるわけですが、それとは別に玄関入って、2階に上がる階段前に小さい洗面台を設置しています。

これはなんとためにかと言うと、想像はつくと思いますが、外から帰ってきた時にすぐに手洗いが行える場所です。

これは、設置してほんとに正解だったなと思えるんですが、この洗面台がないと、外から汚れた手のまま階段を上がって2階に上がるわけです。

玄関から入って、2階に上がる前に、洗面台で手を洗うだけで、この状態を防げます。

大人はまだいいのですが、これが効くのは子供です。

子供は泥だらけで普通に家に帰ってきますからね。

ここで、玄関で手を洗うだけで、家の汚れの度合いが変わります。

子供が小さい場合には注意すべきポイントです。

階段スペースは広めに

続いては、階段スペースの広さです。

うちは家が建ってから、気付いたのですが、2階リビングの家はもちろん、2階が主役ということで、たくさんの家電や家具が2階へ持ち運ばれるわけですが、その際に利用するのは階段です。

なので、階段スペース(階段の幅など)が広くないと、大きなものが2階へ運べないという問題にあたってしまう可能性があります。

ちなみに我が家は階段の幅はよかったのですが、2階リビングへの扉幅が小さく、家具が搬入できず、外から運び入れないといけないことが発生しました。

なんでも、ベランダからとかの搬入は費用も高くかかるので注意が必要です。

玄関のカメラ、鍵遠隔操作はマスト

こちらは2階リビングであれば、当たり前ではあるんですが、1階の玄関にお客さんが来た際に、2階から対応ができるようにしておかないと困ります。

今は、遠隔でカメラ接続で玄関が見え、鍵の施錠、解錠など、できるのが当たり前ですけど、2階にいる分、1階の様子がうかがえないので、玄関に付けるインターフォンなどは機能や性能などを気にしたほうがいいと思います。

ベランダには水道と電源を付けておく

2階リビングの家を建てる際にはベランダスペースを凝る方も多いと思います。

最近はベランピングという、ベランダでアウトドアを楽しむ言葉もあるくらいで、快適なベランダスペースを作れるのは2階リビングの家のひとつの醍醐味でもあると思います。

このベランダスペースを作る際のアドバイスなのですが、ベランダには水道と電源を付けておくことです。

水道があるとないとで、掃除の手間が随分変わってきます。電源も同じですね。

この2つが設置されていないと、室内からわざわざ引っ張ってこないといけなくなるなど、手間がものすごくかかります。

1階に寝室の場合は防犯をしっかり

最後に、2階リビングの家は、1階が寝室になる傾向が高いと思います。

普通の家の逆なので、1階がリビングということは、夜間の防犯はしっかりしておくべきだと思います。

建てる際に気になった点

僕が2階リビングの家を建てるときに、気になったのは、2回に生活スペースを持っていくことで、気になった点があったので、書いておきます。

たとえば、お風呂や台所が2階にあると、水を2回まで持ち上げないといけないので、電気代が相当かさむとかです。

このあたりは建てる前にもちろん工務店さんなんかにも確認などして建てたのですが、実際、暮らし始めて特に2階リビングだから日々の生活費用がかさむとかの問題点は感じていません。

まとめ

まとめとなりますが、2階リビングに住む僕の個人的な考えになりますが、2階リビングのメリット、デメリットは以下になります。

◆メリット

  • 外からの目線を1階より気にしなくてよい
  • 天井を高くすることができて、広い空間作りができる
  • 洗濯物干しが楽

◆デメリット

  • 階段の上り下りの回数が多くなる
  • 歳をとった時のことが心配

また、2階リビングの家を建てる際の僕なりのアドバイスは以下になります。

  • 生活スペースはすべて2階へ
  • 1階玄関付近に洗面台があるといい
  • 階段スペースは広めに
  • 玄関のカメラ、鍵遠隔操作はマスト
  • ベランダには水道と電源を付けておく
  • 1階に寝室の場合は防犯をしっかり

さいごに

ということで、2階リビングのメリット、デメリットやアドバイスなどを書いてみました。

2階リビングのデメリットには書きましたが、合理的な生活の視点だけで考えだけでいくと、1回に生活空間を持っていくのがベストで2階リビングが勝ることはないと思います。

2階リビングを検討する方にとってはその方なりのなにか大きなポイントがあるはずです。たとえば僕の場合なら、「小高い場所から眺めれる外の景色が大好きで、その景色を普段の生活に取り入れたい!」という強い想いです。結局はこの想いがどれだけ強いかを考えて、生活の手間と天秤にかけてみることが重要かなと思います。

家は人それぞれの価値観で建てるものなので、絶対はないのですが、2階リビングで快適にすごしている僕の経験から、2階リビングの家に興味を持っていたり、検討されている方に少しでも参考になればと思い書いてみました。

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