僕はサラリーマンですが、実家の田んぼがあるため米作りもしています。いわゆる週末農家というやつですね。
米作り(田んぼ仕事)で必須になってくるのが畔の草刈りです。
当時、亡き叔父から田んぼ仕事を受け継いで本格的に草刈りもやり始めたんですが、その頃感じていたのが、とにかく草刈り作業がしんどいということ。
エンジン式の草刈機で細い畦道に生えた草刈り作業なんですが、最初はそんなに負荷もなく始めれるんですが、時間が長くなってくると徐々に肩や腰、腕、手などいたるところがだるくなってどんどん苦痛になってきます。
そうゆう状態になると、やっぱり、少しでも楽に草刈りができないかなと考えるわけなんですが、その時に気づいてやったのが、草刈機のハンドルの位置や吊り下げベルトとの金具の位置の調整です。
これがけっこう効果ありで、以前に比べて随分楽になったので、書いておこうと思います。
目次
草刈機での草刈り作業がしんどかった理由
まず僕の場合は、亡き叔父から田んぼ仕事を引き継いだため、草刈機も特になにも気にぜず使っていました。
なので、なんか、しんどいな〜とら感じていて気づいたのが、草刈機のハンドルの位置や吊り下げベルトとの金具の位置でした。
なんで、しんどいのかなと自分なりに分析してみると、ちょっとしたことなんですが、自分の体からハンドルの位置までが少し距離があったり、角度がよくなかったりしているのが原因だと気付きました。
草刈機のハンドルや身体から吊り下げる金具の位置を細かく調整できます。
もともと叔父が使っていたこともあり、叔父の体の大きさに合わせて調整(チューニング)していたんだと思うんですが、それが僕の体には合っていなかったということです。
草刈機のハンドルの位置や吊り下げベルトとの金具の位置を調整
ということで、僕の身体に合うようにハンドルや身体から吊り下げる金具の位置なんかを調整しました。
草刈機の機種で細かなところは違うかもしれませんが、調整できるポイントは概ね以下になると思います。
- ハンドルの位置
- ハンドルの角度
- 吊り下げ金具の位置
僕もこの3つを自分なりに持ちやすく、楽な状態になるように調整しました。
▼写真で言うと、この部分です。僕の場合はハンドルと吊り下げ金具の位置が前の方にあったのをもっと手前に寄せました。
▼こちらはハンドルの角度です。写真だと分かりにくいんですが、少し左に傾いていると思います。これは草刈機を吊り下げた時に少し身体のほうに傾いていた方が操作しやすいからです。
調整のポイント
ここからは、僕なりに調整のポイントをまとめておきます。
ハンドルの位置
まずハンドルの位置なんですが、自分の身体の真下くらいにくるのがいいと思います。そうすると、ハンドルを持つ手に余裕ができて疲れにくくなります。
ハンドルの位置が遠くにあると、腕に余裕がらなくなってハンドル操作に負担がかかります。調整前の僕がその状態でした。
ハンドルの角度
ハンドルの角度も細かなところですが、調整すると操作が楽になると思います。ポイントは、先に書いた通りですが、少し自分の身体に寄る形で傾けると楽になると思います。
吊り下げ金具の位置
最後に草刈機を吊り下げベルトで吊り下げるための金具の位置です。
この金具の位置も基本的に自分の身体の直線上の位置に持ってくるのがいいのではないかと思います。
▼以下、ポイントを写真にまとめてみました。
あくまで、僕がいくつか各位置を変えながら楽なポイントを探した結果なので、絶対的なものではないのですが、参考までです。
結局はハンドルや吊り下げ金具などの位置を変えながら草刈機を持って自然な姿勢で負担がかからないポイントを見つけて、そこにセットすることが重要です。
さいごに
ということで、草刈機での草刈り作業を少しでも楽にするということで、僕の経験談をもとにハンドルや金具の位置調整を紹介しました。
草刈りという作業で言えば、お金をかければ自走式の草刈機があったり、除草剤を撒いてそもそも草刈りをしないようにしたりと、いろいろと案はあるんですが、なんだかんだで必要になるのが、手動のエンジン式草刈機なんですよね。
手動のエンジン式草刈機を使う方であれば、草刈り作業が多くなればなるほどその疲れがわかると思います。
たまにしか使わない程度ならまだしも、頻繁に使うのであれば、ちょっとした調整が大きい効果につながります。調整をしてない方はぜひチェックしてみてください。