健康意識が高まる私ですが、出張が多いので、なにかと外食も多くなります。
出張中の外食でもなんとか少しでも健康に気を遣った食事をとれないかといろいろ調べていたんですが、先日図書館に行った際に、とある本を見つけました。
それが「外でも粗食」という本です。2011年出版の本ですが十分読み応えはある本でした。
一応、私なりにたどり着いている健康的な食事は伝統的な和食(昔ながらの日本の食卓に並ぶ食事)で、言うなれば粗食でもありますから、この「外でも粗食」というワードはとても目に止まったわけです。
図書館で借りて、新幹線の中で一気に読んでしまいました。
とても、私が思っていることと合致する部分が多く、ためになる部分も多かったので紹介です。
目次
外食を害食にしないための方法
この本では、まず害食のことが語られています。
害食とは、まさに体に害を与える食事ですね。
外食は早くおいしく安くを基本としているため、どうしても添加物や体に害となる状態が出来上がってしまうというところがあります。
このあたりを栄養素レベルで理論的に解説がしてあり、なぜ早くておいしくて安い状態が健康に害になるのかが理解できます。
ただ、すべての外食がダメかと言えばそうではない。外食は外食でもきちんと手料理を出しているお店だってあるわけで、外食をする上でもきちんと考えた外食をすれば、健康的な食事はそれなりにとれると言うのが筆者「幕内秀夫」さんが言われていることだと思います。
このあたりは非常に共感できる部分があり、すらすらと読めました。
身近なコンビニ、ファミレスやチェーン店での食事方法のコツ
この本のいいところは、ただ、総論を唱えるだけでなく、具体的に身近な飲食店などをあげて、その中からこんな食事をとればいいよ!という解説がされています。
カテゴライズとしては、下記のようになっており、それぞれでの食材やメニュー選びのポイント、また具体的にオススメの品やオススメでない品などが分かりやすくまとめられています。
- 牛丼屋
- 定食屋
- 寿司屋
- うどん、そば屋
- ファミレス
- 居酒屋
- 弁当屋
- コンビニ、スーパー
- 社員食堂
- カフェ
▼こんなふうに各ジャンルごとの食材やメニューの選び方の解説がされています。
全体的に言えることは本の題名にも出てくる「粗食」というところです。
やはり、脂っこく、マヨネーズやケチャップ、精製食品といったものはさけて、シンプルな素材のメニューを選ぶ事が勧められています。
これにはまったく同意でして、脂っこいガッツリ系の食事よりは、粗食のほうが間違いなく健康にいいんです。(栄養素的にも証明されていますから)
幸い私は粗食といわれる伝統的な日本食メニューが大好き(30代になってからどんどん好きになってきた)なので大丈夫ですが、男性で脂っこく、ガッツリ系の食事が好きな方は多いので、粗食にしろと言われると抵抗を感じるかもしれませんね。
考えすぎず、少しでも意識して行くことが大事
ひとつ書いておくと、この本のすべてが正で、本の通りにすれば健康になるとかと言った部類の本ではありません。
外食と言う現代の生活になくてはならない状況の中で、少しでも健康的な食事をする方法や考え方を指南してくれる本です。
私はいつもながら本の内容をすべて鵜呑みにするタイプではないので、あくまで、知識の追加と言うことで、自分の生活に役立てようと思っています。
健康を気にしすぎると、余計なストレスが発生します。だから考えすぎず、日々の生活でちょっとずつ意識を高めて行くというのが私はいいと思っています。
さいごに
ということで、「外でも粗食」という本の紹介でした。
私のように外食が多いサラリーマンで健康を気にしている人にはいい本ではないかと思います。
気になった方はぜひ読んでみてください!
taka(@takaiphone2010)でした。