子供がだんだんと大きくなってきて、家族キャンプに行くようになってきました。僕自身もぼちぼちとキャンプにはまっています。
先日、子供の友達家族といっしょに行ったのは岡山県北部にある「のとろ原キャンプ場」というキャンプ場です。
キャンプ初心者の僕たちからすると、とてもいいキャンプ場だったので紹介です。
目次
のとろ原キャンプ場について
のとろ原キャンプ場は岡山県の北部の山の上のほうにあるキャンプ場です。
以下キャンプ場の情報です。(2020年10月時点)
その他、バンガローやデイキャンプ、キャンプ道具レンタルなどもあります。詳細はキャンプ場ページをご確認ください。
項目 | 内容 |
名称 | のとろ原キャンプ場 |
住所 | 岡山県苫田郡鏡野町富西谷2091−10 |
料金(テントサイト1泊 高校生以上1人) | 660円 |
料金(テントサイト1泊 小・中学生1人) | 330円 |
岡山の県南(岡山市)から行くと、久世ICが最寄のインターチェンジになると思います。距離的には高速を使っても約1時間半はかかるようなところで、長距離運転が苦手な我が家にとってはちょっと遠く感じました。
▼こちらがのとろ原キャンプ場のマップ(案内図)です。
全体として山の傾斜のあるキャンプ場で、CゾーンからAゾーンに向けて傾斜がかっており、各サイトが整備されています。マップからもわかるとおり、サイトの大きさはソロ向けの小さいものからファミリー向けの大きいところまでまちまちです。予約する際にはよく確認して予約したほうがよいです。
あとオートキャンプ場ではないので、車の乗り入れができません。テントなど荷物を運ぶ際には車でサイトの近くまでいき、荷物を降ろして、再度駐車場へ車を停めに戻る形です。
のとろ原キャンプ場の雰囲気
▼ここからはキャンプ場内の雰囲気ということでいくつか写真を掲載します。
全体としては、あたりまえですが、山の中なので大きな木が多い茂っており、自然に囲まれたキャンプを楽しめます。
木が多いのでテントに夜露もかかりにくかったですね。
▼我が家が泊まったのはマップで言うとNo4の場所で大きいサイトです。サイトはきれいに整地されており、とてもきれいで、テントとタープをはっても十分スペースがある大きさでした。サイトごとに炊事場や電源などの設備は付いていません。
▼のとろ原キャンプ場のいいなと思ったところのひとつは高地の山頂にあるキャンプ場なので、眺めもいいという点。写真はAゾーンのNo1あたりからの眺めです。
設備(炊事場、トイレなど)について
続いて、のとろ原キャンプ場の設備などについてです。
▼こちらは管理棟です。キャンプ場に着くと駐車場に車を停めてすぐに管理棟でチェックインをします。
管理棟自体は大きくなく、売店なども最低限の備品が売られているくらいでした。
ちなみに山奥の高地なので近くにコンビニやスーパーもありませんので、食料や備品などはしっかりと準備して行ったほうがよいです。
▼こちらは、炊事場です。先ほど書いたとおり、サイトごとに炊事場や電源などの設備は付いていないので、水を使うときは炊事場に来ないといけません。炊事場の数は各ゾーンにぽつぽつとあり、炊事場が遠すぎると言うことは感じないレベルでした。
トイレ、シャワーについて
女性は気になるトイレやシャワールームについてです。男性は少々なんとでもなりますが、初心者の女性キャンパーや家族での奥様方には重要なポイントであることは僕も承知してます。各ゾーンにトイレとシャワールームのある社屋が建っています。今回行った僕たちの仲間での奥様方に女性目線でのトイレのきれいさ(清潔さ)の感想を聞いたところ、「普通、キレイではない」という答えでした。シャワールームはこのあと紹介する目玉の温泉があるので、利用はしていませんが、たぶん普通なのだと思います。
子供が遊べる遊具もある
小さい子供がいる家族連れでのキャンプでポイントになるのが、子供が遊べるスポットがあるか?という点です。そのひとつが遊具です。こちらの「のとろ原キャンプ場」は写真のような簡単な子供向け遊具がありました。
木製の遊具です。それなりに年期は入っていましたが、うちの子供たちもしっかりと遊びましたよ。
遊具はマップで言う、バンガロー棟とCゾーンの間のところにあります。Cゾーンの場所をとれば、遊具に近い場所なので、子供が遊具で遊んでいるのを見ながら安心してキャンプを楽しめそうです。
徒歩で行ける場所に温泉がある
続いてはこの「のとろ原キャンプ場」の目玉でもある「のとろ温泉 天空の湯」です。
キャンプ場の近くに温泉があるというのはキャンプ場選びのひとつのポイントになったりしますが、近いと言っても車でわざわざ移動したりしないといけなかったりします。でもこの「のとろ原キャンプ場」は歩いていける場所に温泉があります。これはいい!と思いました。
温泉はAゾーンのそばにあるので、Aゾーンだと温泉にとても近い場所になります。
そして写真はもちろん撮れませんが、「天空の湯」というだけあって露天風呂から眺めれる風景は絶品でした。
キャンプなしでこのお風呂に入りにいくだけでもいいと言えます。
お風呂は料金がかかりますので、小銭(お金)を忘れずに持参しましょう。
入浴料(2020年10月時点)
大人(中学生以上 | 700円 |
子ども(4歳以上) | 320円 |
のとろ温泉の公式ページもあります。
キャンプファイヤーもできる
今回たまたまほかの家族の方が、夜にキャンプファイヤーをされていて、いっしょに楽しませてもらうことになったのですが、Aゾーンの端のほうにキャンプファイヤーをする場所があり、そこでキャンプファイヤーを楽しむことができます。聞いてみるとキャンプ場のサービスとして準備されているようで、事前に予約しておけば、キャンプ場が準備をしてくれるそうです。子供連れや家族連れでのキャンプの夜のイベントにはとてもいいと思いました。金額は5,500円ということですが、複数家族で割れば高くないと思いました。
アマゴ(ヒラメ)のつかみどりができる
「のとろ原キャンプ場」の醍醐味の紹介の最後です。それが「アマゴのつかみどり」です。
アマゴとは川魚の1種ですが、のとろ原キャンプ場のある鏡野町ではアマゴのことをヒラメと呼ぶそうです。
そして、このアマゴを川に放して、つかみどりをして、そのあと焼いて食べることができます。
こちらも子供向け(家族向け)のイベントになりますが、我が家も実際にやってみてとても盛り上がりました。
▼アマゴについては1kg 3,300円という値段設定で、1kgでおおよそ10匹くらいです。受付でバケツにアマゴを入れていただき、キャンプ場の端のほうにある浅い川の各区画にアマゴを放します。あとは川に入って放ったアマゴを手でつかみどりします。
▼こちらが実際につかみどりをしている様子です。川は各家族であそべるようところどころで魚が逃げないよう網で区分けされています。手でつかみどりといいながら、小さい子供にはそれなりに難しいようで、結局は網で獲る形となりましたが。。(我が家は事前に網を準備していました。)子供たちはほんとうに楽しそうでしたよ。
▼つかみどりが終われば、アマゴを管理棟にもって行き、串刺しにしていただいて、アマゴにあら塩を振りかけて焼いて食べれます。(あら塩も管理棟で頂けます。)
僕自身もこうやって新鮮な川魚をすぐに焼いて食べるのは初めてだったのですが、本当においしかった。最高でした。魚の苦手な子供もこのアマゴは「おいしい!」といってペロリとたいらげました。
魚で遊んだ後、すぐに焼いて食べると言うある意味、残酷な形なのですが、子供たちに食べ物のありがたみも感じさせながら感謝の気持ちで食べました。
さいごに
ということで、岡山県県北にある「のとろ原キャンプ場」の紹介でした。
はじめて行ったキャンプ場でしたが、金額も高くなく、温泉あり、子供が楽しめるポイントありと、いろいろと楽しめるポイントが多く、とてもよかったです。子供連れやファミリー向けとしてはおすすめのキャンプ場ではないかと思います。
最後に夜に僕が作ってみんなに振舞ったアヒージョの写真を載せておきます。我ながらめっちゃおいしかった。