先日アプリ開発者の方からご連絡を受けまして、ダンサーのムーブ(運動量)を測定できるiPhoneアプリ「Buddy」を開発したということでご紹介を頂きました。
いちダンサーとして、これはおもしろそうということで早速使ってみましたので簡単にレビューを書いてみたいと思います。
目次
ダンスムーブ計測アプリ「Buddy」とは
「Buddy」はダンスのムーブを計測できるアプリなんです。ムーブとは言ってしまえば運動量ですね。どれだけ体を動かしたか?ということになります。
言い方がいいかどうか分かりませんが、ダンスの万歩計というような存在でしょうか。
仕組み的にはiPhoneのモーションセンサーを利用してどれだけ動いているかを計測するんだそうです。
もちろん、単にiPhoneの揺れを数値化しているわけではなく、運動の継続などを考慮した独自のアルゴリズムでダンサーの動きをポイント化しているとのこと。
アプリのヘルプにも解説が書かれています。
実際に使ってみた
ということで、興味深々で実際に使ってみました。
アプリを起動したら右上のボタンから踊る曲を選びます。自分のiPhoneの音楽を選ぶことができます。
再生ボタンをタップすれば音楽が再生されます。
そして、踊る準備ができれば、「ダンス計測開始」ボタンをタップして、スタートです!
iPhoneをポケットに入れて、音楽に乗って踊ります。
今回、私の場合は家の中でしたので、おとなしめの曲でおとなしめに踊ってみました。
▼途中計測をストップしたい場合は停止ボタンを長押しすればオッケーです。長押しなので、ポケットの中で勝手にストップになるという心配もないですね。
▼計測終了は、停止ボタンを長押ししたあと、終了を選択すれば終わります。
▼約4分ほどゆる〜く踊ってみました。終了すると、下記のような画面表示がされ、
▼次画面で計測されたポイントが表示されまた!
ポイントの他に計測時間、カウント、カロリー数まで表示されてます。
このポイント数がいいのか?よくないのか?はもう少し使ってみないと分かりませんが、とりあえず、私の4分間のダンス量ということですね。
▼左上のメニューからは過去の計測履歴や目標設定なんかができるようになってます。
▼過去の計測値を振り返れます。
▼目標設定はモードがあり、徐々にポイント数が高くなっているようです。
使って見た感想
ということで、まだガッツリ使ったわけではありませんが、なかなか好感触です。
操作感も悪くないですし、計測と過去の振り返り、また目標設定といったものまでそろっていて完成度が高いです。
開発者の方ももちろんダンスをされているということだったので、ダンサーの視点でアプリが作られているなと感じました。
ダンサーのログツールとなる
そして、今回なにより感じたのは、この「Buddy」はダンサー向けのログツールとして最適だなと思ったことです。
マラソンなんかは距離や時間が明確になるので運動量の測定が簡単にでき、それらをログとして残しておけば自分がどれだけ練習(運動)してきたかが、掴めたわけです。
でも、ダンスについてはマラソンのように練習量や運動量を測る方法がありませんでした。
このアプリを使うことで、運動量をログ化して過去を振り返ることができます。
自分も練習の時にはこの「Buddy」での計測値を残していってみたいと思います。
さいごに
いちダンサーからするとものすごく可能性を秘めたアプリだと思いました。
そういう意味で、今後の期待を書きたいと思います。
それは、AppleWatch対応してほしいということ。
というのが、このアプリの弱点になるかもしれませんが、実際に踊っている際にiPhoneをポケットに入れておかないといけないことなんですね。
iPhoneもだいぶ軽くはなったものの、激しい動きの時に違和感を感じる気がしました。
実際、練習やショーで踊る時も、ポケットには何も入れず身軽に踊る人の方が多いでしょう。
そういう意味でも、このアプリはウェアラブル端末だとさらに威力を発揮すると思いました。
と言いながら、自分は結局AppleWatchは買ってないんですが、これから進化を遂げていくはずなので、今後に向けて検討頂けたらなと思いました。
Buddy: ダンスムーブを測定する新感覚ダンス練習アプリ
価格: 無料(記事掲載時の価格)
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ミュージック