どーも。taka(@takaiphone2010)です。
サッカー好きの方、もしくは岡山県民の方ならご存知だと思いますがファジアーノ岡山とは、岡山県を拠点にしているプロサッカーチームです。
で、タイトルのとおりなのですが、私はサッカーが好きな人ではありません。かと言って嫌いでもありません。興味がないと言ったら失礼ですが、そもそも、スポーツ観戦が好きじゃないんです。
どちらかというと、なんでも自分がプレーヤーとしてやりたいタイプです。
なので、ファジアーノ岡山もあるのは知っていましたが、興味を抱いたこともありませんでした。
先日、そんな私がファジアーノ岡山に興味を持つようになった出来事があったので書きたくなりました。
目次
きっかけは木村代表の講演
きっかけは仕事の関連でファジアーノ岡山の代表を務められている木村正明さんの講演を聴いたことでした。
よく考えたら貴重な講演なのですが、興味のない私はなにも考えずに参加しました。
もうお分かりのとおり、ベタですが、木村代表の話を聴いて心を打たれた!と言ったら大げさですが、ファジアーノ岡山に興味が湧くようになったという話です。
心を動かされた講演
木村さんは元ゴールドマンサックスの執行役員をも務められていたいわゆるエリートな人です。
ゴールドマンサックス時代はニューヨークで長くを過ごされていたそうです。
でも、見た目は失礼なんですが、岡山にはよくいる優しそうなおっちゃんって感じの方でした。
そんな人がなぜ、ファジアーノ岡山の代表を務めているのか?
その理由は木村さんが岡山生まれ岡山育ちということ、そして、自分を育ててくれた地元岡山に恩返しをしたかったという地元愛からだそうです。
もともと、学生時代の友人がファジアーノ岡山の運営に携わられていて、そこからのつながりで代表に就任されたとのこと。
もちろん就任に関してはそれまでのキャリアを捨ててのことなので、凄いことなんですが、私個人的にはファジアーノ岡山をもっともっとたくさんの人に知ってもらうために地道な努力、活動をしているというたくさんの話が一番心に響いた点でした。
例えば、クラブ内での茶髪を禁止したり(年配の方にはサッカーはまだチャラいというイメージがあるので奪回するためだそうです。)、朝にビラ配りをしたり、自分自身の給料をカットしたり、いろいろとエピソードを語られていました。
選手と運営側が一体となって盛り上げようとしているのがリアルに伝わってきたということです。
他にも、サッカーに限らず地方にクラブチームが存在する意味や役目、世界における地方の盛り上がりについてなど、サッカーにどっぷりの話ではなかったところも私的には引き込まれたところでした。
また、具体的な選手の名前を出して、感動的なエピソードなども紹介されているのもミソだったかな〜と思います。
決して、しゃべりやプレゼン内容が完璧といった感じは無く、どちらかというと人間味のある、あったかみのある講演だったように思います。
やっぱり熱意が伝わるのって大事
今回の木村さんの話ではスライド(資料)ほぼまったく使用されてませんでした。
ホワイトボードにしゃべりながら、そこまでキレイではない字と絵で説明していくだけでした。
講演なので、もちろんプレゼンとは少し観点は違うかもしれませんが、人になにかを伝えるという点では同じかと。
そう考えると、資料はやっぱり補助的なものであり、一番は伝えたいという熱意のある話や内容なんだなとあらためて思いました。(当たり前のことかもしれませんが。)
熱意という言葉を出しましたが、木村さんがむちゃくちゃ熱く語っていたわけではありません。(個人的には熱すぎる人はあんまり好きではないので。)
自然にやさしくしゃべっていく中で、地道に努力しているひたむきさが、じわりと伝わってくる熱意の伝わり方でした。(それが私にはヒットした感じです。)
伝え方はどうあれ、熱意が聴いている人に伝わるというのは本当に重要だと思いました。
代表(トップ)の役目
話はそれますが、木村さんの講演を聴き終わった後、代表とか社長といった組織のトップという立場の人の大きな役目ってまさにこういうことだよな、と思わされました。
自分が一生懸命になって取り組んでいることについて世の中の人に説いていく、そして、広げて行く、言うなれば宣教師みたいなことですかね。
もちろんトップは他にもやらないと行けない事がたくさんあるわけですが、この力があるトップとないトップでは大きな差が出るんだろうとすごく思った瞬間でした。
さいごに
と、まあ木村代表の話で心を動かされたという話だったですが、話を聞いただけでサッカーが好きになる訳はありません。
サッカー観戦も今のところは行く予定はないです、、、
ただ、純粋にファジアーノ岡山というチームを応援したいと思いましたし、テレビで流れている地元ニュースでファジアーノ岡山のことが流れていると見てしまう自分がいます。
まったく知らない赤の他人に小1時間話をしただけで、影響を与えてしまう。これはすごいことだと思います。
講演が終わる頃には、木村さんは私にとってかなり魅力的な人に映っていました。
そんな魅力的な人が引っ張るファジアーノ岡山は必ず魅力的なチームになっているでしょうし、これから結果も付いてくるんじゃないかと期待しています。
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