「継続は力なり」私のもう1つの趣味であるダンスから得たもの

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どーも。サラリーマンダンサーのtaka(@takaiphone2010)です。

ふと、自分の趣味について書いてみたくなりました。
私には現在大きく分けて2つの趣味があります。1つは、見ての通りこうやってブログを書いていることです。ブログを書くことは、ここ最近では一番ハマったことですし、これからも続けて行きたい趣味の1つとなりました。

そして、もう1つ大きな趣味があります。それが「ダンス」です。なんだかんだでダンス歴はもう11年になります。11年にもなるので、もちろん私の人生で一番長続きしているものです。学生の時にしていた部活歴よりも、社会人歴よりも長いのです。

ということで、単なる趣味で続けてきたものですが、それなりに自分の人生にいろいろなものを持たらせてくれました。31歳を過ぎて、12年目に突入しているこの「ダンス」という趣味についてちょっとだけ語りたくなりました。

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目次

ダンスを始めたきっかけ

私がダンスを始めたのはちょうど20歳のとき。ダンスを始めたきっかけは?と聞かれれば、今は迷わず、「女の子にもてたかったから」と答えれます。当時はそう答えていませんでしたが(^^)

ちょうど、高校生のときにTRFのSAMさんがプロデュースする「RAVE2001」というダンス番組があり、興味本位に毎週その番組を見ていました。その時に、「自分もダンスを始めたい、そして「もてたい!」と思い始めたのがきっかけでした。しかし、片田舎に住んでいた私にはダンスを始めようにもどーやって始めてよいかわからない、周りにダンスをしている友達などももちろんいませんでした。そんなこんなで自然と思いは薄れていき、気がつけば私の頭から「ダンス」という文字は消えていました。

しかし、その2年後くらいに、私の耳に「ダンス」という言葉が突然飛び込んできます。それは、ずっと仲のよかった友人あつしくんからの言葉でした。「けんたん、ダンスやらん?」(当時、けんたんと呼ばれていた)こてこての岡山弁ですが、この言葉は今でも忘れません。自分の中で忘れていた「ダンス」というものが一気によみがえり、テレビで踊っていたかっこいい人達に自分がなっている映像まで頭に浮かんでいたのを覚えています。もちろん、即答で「おれもやりてーって思っとったんよー!」と答えました。誘ってくれた友人もどこかでダンスのかっこよさに惹かれ、行動力のある彼は私を誘ってくれたようです。

ちなみにダンスと言ってもいろいろなダンスがありますが、私が踊っているジャンルは、ヒップホップとハウスというジャンルのダンスです。いわゆる、ストリートダンスに含まれる踊りです。最初はヒップホップから入り、後にハウスという踊りも習いました。今はハウスダンスのほうがメインです。
ヒップホップダンスは今でこそメジャーになり、イメージがつくかと思いますが、ハウスダンスという踊りはストリートダンスの中でもまだ人が少ないジャンルです。言葉では表現できませんが、「ハウス(house)」という4つ打ちビートの音楽に合わせて踊るダンスです。

ダンス一色で駆け抜けた20代

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あつしくんが誘ってくれた翌日にはもう一人の仲のいい友人も誘い、仲良し3人でダンス練習をスタートさせることになりました。しかし、早速問題が発生します。「やろー!」勢いよくテンションがMAXになったものの、だれもなにから始めていいのかわからない状況だったのです。そこで、まずやったのが、インターネットでの検索です。そこで見つけたのが「ストリートダンスのHowToビデオ」。まだDVDも主流になっていなかったのでVHSのHowToビデオでした。実はこれが私の初めてのオンラインショッピングです。

ビデオの踊り方をTTP

その数日後、ビデオが届き、TVに張り付いてみんなで鑑賞したのを覚えています。そして、そこから毎日、見よう見まねでそのビデオの内容を徹底的にパクって、コピーして行きました。いわゆるTTPです(^^)
1ヶ月後くらいにはビデオのあらゆる動きが自分の体に染み付くようになっていました。(決して踊れていた訳ではありませんが。)今考えても、「なんでも最初の一歩はよくできているものをパクるのが一番早いな」と思うので、やり方としてはまちがっていなかったかなと思います。

ちなみに、3人の独自練習がスタートして1ヶ月ほどした頃、私を誘ってくれた言い出しっぺのあつしくんがだんだんと練習をしなくなり、タバコとおしゃべりだけになっていたのは秘密です。

必要なのは勇気だけだった。初めてのダンスレッスンへの参加

ビデオをほぼコピーして自分の中でそれなりに納得感が生まれていました。そして、ふと思いました。「次はどうすればいいのだろう?」と。コピーした動きはやれと言われればできるのですが、結局、それ以外はできません。ダンスというものがなんなのかよくわからない状態でした。独学でたった1つのビデオだけではどうしようもないことに気づいたのです。

そして二人(この頃には言い出しっぺのあつしくんはすでに傍観者になってましたw)でいろいろと話し合った結果、ダンススクールを探そうということになりました。
ということで、インターネットで「岡山 ダンススクール」というキーワードで検索をかけて行きました。当時はまだ小さなダンススタジオやダンスレッスンまでホームページを持っているほど充実もしていなかったので、なかなかヒットしなかったのを覚えています。でてきてもバレエや社交ダンスでした。ちょっと記憶はうる覚えですが、どこかの掲示板に岡山市内にあるストリートダンスのレッスン情報があり、そこから後に私たちが通うことになるダンススタジオの情報を得たと思います。

なんとか岡山ではレアなストリートダンスを教えてもらえる場所の情報をゲットしたのですが、そこに足を運ぶまでが大変でした。理由は単純です。ビビってしまっていたのです。当時、田舎にいた私たちにはストリートダンスに憧れはあったものの、怖さもありました。
今でこそなくなりましたが、当時はまだ不良感というか、イケテル感というか、やっている人もドレッドヘアーのオシャレさんで街の服屋さんにたむろっているような、自分たちとは無縁の人ばかりというイメージがありました。そこに足を踏み入れることは、相当ハードルが高かったのです。もう1つは地理的な問題です。当時私たちは岡山市内に出るのに車で約2時間かかるという遠いところに住んでいました。往復4時間かかるところに通えれるのか?そんな不安も抱えていました。

いろいろと不安がありましたが、最終的には二人でダンススタジオの重い扉を開きました。おそらく1人だったらビビったままそこであきらめていたかもしれません。正直、そこで前に進まなかったら、今の自分の人生がどうなっていたのだろうと考えてしまいます。決して今よりよかったとは思えません。

往復4時間を週3回。レッスン三昧の生活がスタート

重かった扉を開いた後からはあっという間でした。当時ヒップホップのレッスンが週に3回ありましたが、毎週すべてのレッスンに通いました。水を得た魚です。がむしゃらに練習しました。距離は離れていましたが、まったく苦になりませんでした。当時乗っていた軽四車には今でもお礼を言いたいです。走り倒しました。そうこうして気がつけば、次第に同じレッスンに通う同年代のダンス仲間ができ、レッスンが終わった後もダンス仲間と朝まで練習するといったこともよくありました。まさに学生だからできた生活です。

社会人になってもダンス一色

社会人になってからもダンスの楽しさは薄れませんでした。もちろん社会人になってからは練習の頻度は落ちましたが、仕事は仕事、趣味は趣味でワークライフバランスをとりながら、活動をしてきました。

度胸と自信がついたシュータイム

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ダンスの醍醐味はダンスショーケースで踊ることです。音楽ならライブをやるのと一緒です。数分ではありますが、ステージに立ち、スポットライトを浴びお客さんの視線を浴びて自分の目一杯の踊りを見せつけられるのです。
もともと私自信は一言で言うと「ビビリ」です。ノミの心臓の持ち主です。根本は今も変わってないのかも知れませんが、今ではダンスの経験のおかげで大抵のことでビビらなくなりました。
初めてのショータイムは今でも忘れません。きらびやかなスポットライトを浴びてと言いたいところですが、ギラギラの太陽光を浴びて、地元の港祭りで踊りました。地元のお祭りでカラオケ大会や子供の出し物があったりしますよね。そんな感じです。場所はどーあれ、私にとっては大きな一歩でした。踊っている時は頭が真っ白で終わった後はなにも覚えていませんでした。人生初めての経験でした。
その後11年経って、数えたことはないですが、かなりのステージを踏んできました。今では頭が真っ白になることはまずありません。間違いなくこのショーケースというもののおかげで、人前でなにかを行うことにためらいがなくなりました。自信を持って臨むことができるようになっています。

やっぱり仲間の存在が大きかった

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11年も続けてこれた秘訣と言えば、自分自身がダンスが好きだということがあります。ただ、それ以上に大きな理由があります。それが「いっしょにダンスをする仲間」の存在です。どんなに好きでも1人だったら続けていなかったと思います。社会人になると学生時代の友達とは離れたり、会う時間が少なくなり、趣味についてもだんだんと薄れて行きます。ただ、私の場合は幸運なことに同じ思いのダンス仲間が今でも周りにいます。みんな立派な社会人です。それぞれ職を持ち、あくまでダンスは趣味ですが、目標をもって楽しくダンスをしています。自分が今でも大好きなダンスを続けていられるのは周りのダンス仲間のおかげだとあらためて思います。

目標を持つ、そして、本気で遊ぶ

ダンスを11年続けてこられたことに仲間の存在が大きかったのは間違いないですが、もうひとつあるのがダンスに対しての考え方や関わり方があったと思います。まず1つは「常に目標を持つ」ということです。具体的にはチームで活動をしていましたので、定期的にショーケースの予定を入れてそれに向かってみなでがんばっていました。やはり常に目標があると人はがんばり、継続につながるのだと思います。

もう一つは、「本気で遊ぶ」ということ。趣味は趣味でも本気で取り組んでいました。ダンスを本職でやっている人達にも負けないという意気込みで練習もしていましたし、大会に出場したりもしました。もちろん常に張りつめていたわけではなく、時にはゆるく自分たちのできる範囲で効率よく活動をしてきました。「やるからには、やれることはとことんやろう!」というスタンスがチームメンバー全員で共感できていたからこそだと思います。

人を感動させたいというクリエイティビティ

私にとってダンスはスポーツではありません。どちらかというとアートに近いと言えます。同じ音楽でも人それぞれで踊り方や作るものも変わってきます。人の感性がそのまま形となって現れます。これがストリートダンスの1つのおもしろさでもあると思っています。
私がダンスをして得たものの1つとしてダンスをクリエイティブしていく(創っていく)楽しさがあります。具体的にはショーケースを作ることです。見に来ているお客さんに「わっ!」と言ってもらえる、かっこいいと思ってもらえる、というものをゼロベースから作り上げて行きます。実はこれがやめられません。これは仕事にも通じるものがあります。人に喜んでもらえる、感動してもらえるというのは最高のモチベーションにつながります。

サラリーマンダンサーとして継続を大切にしていく

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私はサラリーマンダンサーです。社会人の方で趣味でフットサルや野球をがんばっておられる方と同じです。単純に趣味のおかげで仕事の息抜きができますし、踊っている時が楽しいです。
30歳になるころから、いろいろな人のブログを読んだり、自己啓発本やビジネス本を読みあさるようになりました。特に最近は「継続」という言葉に敏感です。「継続」ということは思った以上に簡単ではないですし、「継続」することで思った以上に得られるものがあるというこを認識し始めました。
今までの人生を振返った時、自分には人にも自慢できるような「継続」があることに気づきました。そして、思い返すとこの継続のおかげでお金では買えないたくさんのものを手に入れていました。ここまで継続してきた「ダンス」をこれからも大切にしていきたいと思っています。

夢は現実にできるという大きな自信

当時私がテレビで見たかっこいいダンサー達。間違いなく、あんな風になりたいという憧れであり、夢となっていました。「かっこいい」は実現できていないかもしれませんが、自分が思い描いていた夢を今は実現できていると思っています。そして、これは私のこれまでの人生の中で大きな自信につながりました。これからもこの経験を生かして、何事にもチャレンジして行きたいと思っています。

ダンスから得たもの

気がつくと、かなり長い文章を書いてしまいました。(今までで一番長いかも)書こうと思えばいくらでも書けそうな気がしてきましたw ということでまとめです。私がダンスという趣味を通して得たものは下記です。

・人前に立ってなにかをするという度胸
・仲間や人とのつながりの大切さ
・人を楽しませるというクリエイティビティ
・1つの夢を実現できたという経験と自信
・奥さんもゲットw

別にこれはダンスじゃなくても言えることかもしれません。でも1つのことに打ち込むと必ず大きなものを得られるのは間違いないことだと思います。

さいごに

私の人生を変えてくれた「ダンス」を始めるきっかけを作ってくれた友人のあつしくんとは今でも友達です。あつしくんに会うと、「まだダンスやりょんじゃー、すげーなー」とこてこての岡山弁でいつも言われ、「やりょーるよー」と笑いながら答えます。本当に本当に本当に感謝です。



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