僕は出張が多いサラリーマンなのですが、出張の際は、基本的に新幹線を利用します。
もう何回乗ったでしょうか。子供の頃は遠出する家族でもなかったので、新幹線はほとんど乗ったことがなく、大人になってこんなに乗ることになるとは思ってもいませんでした。
何度も乗っていると知らず知らずのうちに、自分なりの座席選びのポイントができてくるもんです。
今までの経験から蓄積された僕の新幹線での座席選びのポイントを参考までに紹介したいと思います。
また、今回書く内容は僕が利用している岡山-東京間での出張サラリーマンとしての経験や感覚値です。前提としておひとりさまでの乗車を前提としていますので、あしからず。
目次
ポイント1 少しでも早く予約する(大前提)
まず、大前提のことになるのですが、座席選びは自分だけがやっているわけではありません。
出発の3日前と1時間前では残っている席の量がぜんぜん違います。
当たり前の話ではありますが、いい席を確保したいなら、少しでも早く席予約をするようにします。
僕はExpress予約という東海道・山陽新幹線の会員制予約サービスを使っていますが、経験上、普通の平日の出張者が多い時期だと半日前だといい席は確保しにくくなってくるように感じます。
それが1日前だと比較的座りたい席が確保できる感覚があります。(ここは僕が利用している岡山-東京間での経験や感覚値によるものです。)
もちろん、GW前後やお正月前後などはもっともっと前から確保しとかないとまず無理だと思います。
ポイント2 昼なら窓側(A席、E席)、夜なら通路側(C席、D席)もOK
そもそも、いい席というのは人によって違うと思います。僕の中でも「絶対的にいい席はここなんです!」というのがあるわけではありません。
どちらかというと、時と場合によって座席選びのポイントが変わっているという感じです。
で、まず僕の中にあるのが「昼なら窓側(つまりA席、E席)、夜なら通路側(つまりC席、D席)もOK」というポイントです。
まぁ一般的に通路側より窓側のほうが人気があるのは想像がつくとおりで、窓からの眺めは気分や疲れを癒してくれます。
ずっと外を見ているわけじゃないんですが、ふと顔を上げた時に外の景色が見えるのは気分転換になるんです。
ただ、これが夜だと外はほぼ何も見えないのといっしょなので、意味が薄れます。
お昼に移動する際にはまず、窓際をとりに行きます。逆に夜は通路側でも意外に快適です。
通路側のデメリットで頭に浮かぶのが窓側の席の人が席を立つ際にいちいちどけないといけないということです。
でも、夜になるとみなさんお疲れで寝ている人が多く、お昼のように活発に席を立つ人が少ないんです。(これも僕の経験と感覚値ですが。)
夜だとけっこう窓側も通路側も大差がないというのが僕の持っているポイントです。
ポイント3 海ならA席、富士山ならE席
窓側をとる際に、頭をよぎるのが、海が見たいか?山(富士山)を見たいか?です。
タイトルのとおり、海ならA席、富士山ならE席を取ればよいです。
上りと下りで逆になるのでは?と思うのですが、新幹線は上りと下りで進行方向が逆になるだけなので、上りでも下りでも海ならA席、富士山ならE席で固定となります。
新幹線の中で仕事をすることも多いですが、ぼ〜と景色を見る時もあります。
天気がよければ、新幹線からの海の景色や富士山は最高です。なんとなくどちらが見たいかで座席をとります。
ポイント4 1人のスペースを確保したいならA席
上記のとおり、新幹線はA,B,C,D,E席と5つの席があり、A,B,C,通路,D,Eという形でA,B,Cが3つで1まとまりとなっています。
想像はつくと思いますが、B席は1番人気がない席です。人と人の間に挟まれて窮屈ですし、外はゆっくり見れない、席を立つのもめんどくさい。いいことがほぼないんです。
だから、かなり込み合う時間帯で無い限り人が座ってくる確立が低いです。
窓側はA席とE席になるんですが、A席の方がとなりに人がいない確立が高い分、ゆったりと1人の空間が確保できやすいです。
ただし、トイレが近くて席をよく立つことがある人などは逆に窮屈になるんで、A席はとらないほうがいいと思います。
ポイント5 電源必須なら窓側(A席、E席)
のぞみN700系などの電源付き新幹線限定されますが、僕がよく利用するN700系では窓側にしか電源(コンセント)が付いていません。
バッテリーである程度、モバイル機器は持ちますが、それでも充電などもできるので、新幹線の中でモバイル機器を利用するのであれば安心感が違います。
僕にとってもこの点は大きくて電源確保が必須なら窓側席(A席、E席)となります。
ポイント6 広い机が欲しければ、進行方向1番前の席
新幹線の中で、一番前の席と一番後ろの席には真ん中に位置する席と少しだけ違うメリットとデメリットがあります。
まず、進行方向1番前の席ですが、こちらは机が広いこと。感覚的には普通の席より倍くらいあるんじゃないでしょうか。
▼こんな形でお弁当と飲み物などをゆったりと置けるテーブルサイズです。ノートPCなんかで作業するときもゆったり感がでます。
ノートPCを開いてがっつり仕事したりする際にはPCを置いて飲み物も机に置けるスペースがあります。
ただ、デメリットとしては、入り口が目の前にあるので、人が通るたびにドアが開閉され、気が散るという点があります。
これは、進行方向1番後ろの席でも同じことが言えます。
新幹線の中で集中して仕事や作業をしたければ、一番前と一番後ろの席は選ばない方がいいと思います。
ポイント7 後ろの人が気になるなら進行方向1番後ろの席
進行方向1番前の席のよさを書いたので、その逆を書いておこうと思うのですが、進行方向に向かって1番後ろの席のメリットは当たり前ではあるんですが、後ろに人がいないということです。
僕はあまり気にならないほうですが、気になる人は気になると思います。
後ろに人がいないと何がいいかというと、座席を目一杯後ろに倒せるということです。
あと、もう1ついいポイントがあって、後ろに席が無い分そこに軽くスペースが存在しています。実はそこに大型の荷物をおけたりします。荷物が多い時にはいいですね。
各車両の一番後ろにできる荷物を置けるスペースは2019年5月より、事前予約制になるとJRが発表しました。今までルールがなかったので後ろの席の近くの人が使っているスペースとなっていましたが、2019年5月以降は予約制ということで勝手に置かないように気をつけましょう。
ポイント8 冬なら窓側(A席、E席)には上着掛けがある
これも、細かいポイントなんですが、窓際席(A,E席)には壁に上着掛けが存在します。
冬だと上着を着ているので、この上着掛けがあるか、ないかでかなり快適さが変わってきます。
冬になると、やっぱり、窓際が強いですね。
ポイント9 ゆっくり眠りたいなら真ん中(8番、9番あたり)を確保する
こちらも新幹線にたくさん乗っていると気付くのですが、新幹線の入り口に近い前と後ろの方は気持ちよく寝たいならオススメしません。
なぜなら、駅に止まる直前になると人が出入り口に並びはじめざわざわとしはじめるのです。
またトイレに行く人や屋内販売が通るたびに自動ドアが開いたり、閉まったりと雑音が多いのです。
これは熟睡の妨げになります。
一番前の席と一番後ろの席のメリットをポイント6と7で書きましたが、このざわついて落ち着けないというデメリットもあるということです。
また、PCでの作業をしたりしている時には入り口に行列ができると、横上からノートPC内を除かれることになり、そういった集中できないデメリットというものもあります。
まとめ
ということで、僕なりの新幹線の座席を選ぶ時のポイントを書いてみました。
総合的にまとめると、やっぱり、窓側席(A席、E席)にはメリットが多いので、窓側を選ぶのが間違いないということになりますが、窓側じゃない席でも時と場合で快適になるポイントもあるということです。
少しでも参考になればと思います。
ちなみに、僕はAppleWatchユーザーなのですが、新幹線に乗ることが多い方にはAppleWatchがおすすめです。
下記記事に簡単に紹介していますが、モバイルSuicaとスマートEXを利用して切符の発見なしで超スムーズに新幹線乗車をすることができます。
席確保にあわせて、乗車もスムーズにして快適な新幹線ライフを送りましょう!