サラリーマンダンサーのサラリーマンダンサーによるサラリーマンダンサーのための記事

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photo credit: the half-blood prince via photopin cc

サラリーマンダンサーのtaka(@takaiphone2010)です。

サラリーマンダンサーという言葉がいいのか分かりませんし、明確な定義もない気がしますが、私的には会社員(もしくはダンス以外の本職)をしつつダンスをしている人のことと思っています。

さらに私の思うサラリーマンダンサーの定義にもう少し個人的な思いを込めると、それが趣味であれ、副業であれ、ダンスが大好きでそこそこ本気で楽しんでやっているというところでしょうか。

私の場合は完全に趣味ですが、今でも本気の遊びという感じで、生活の中になくてはならないものです。

もうサラリーマンダンサーとなって10年以上が経ちましたが、普通のサラリーマンダンサーの思いを綴ります。

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ダンスと言っても私がやっているダンスはいわゆるストリートダンスというジャンルに入るものです。

その視点で書いているものなのであしからず。

目次

仕事とダンスの両立

社会人になると仕事がメインになるので、一日の半分以上は仕事に費やすわけです。そうなると必然と時間がなくなります。その限られた時間でもう1つのことを行うわけです。

ダンスに限らずですが、おのずと限られた時間でいかに効率よく仕事以外のことをするか、という考え方に切り替えないといけません。

ダンスはスポーツではありませんが、体を動かすものなのでスキルや体力を維持しようとすればそれなりの練習(トレーニング)時間も必要になります。

これを維持するのは確かにしんどいサイクルになってくるわけです。

特に大人のストリートダンスはクラブでショーを行ったりする場合が多く、規則正しい朝型とは真逆の夜型で活動する場合がよくあります。

こういった生活リズムの違いにも気を使わなければならない時があります。

もちろんダンスをどういうスタンスでやっていくか?によりますが、たとえ趣味だととしても本気でやるからには自分の最高の力を維持し続けたいもの。

仕事をしながらダンサーとしてスキルと体力を維持するのはそれなりに大変だと思います。

まだ若い20代前半なら問題ありません。それが20代後半、30代と歳をとってくると仕事量も増えてきたり、家庭を持ったりと環境も変わり始めじわじわと維持することが無理になってきます。

ダンサーが歳をとるごとに減って行くのもその理由があると思っています。

本気でがんばりたいからこそ出てくる歯がゆさ

最近のストリートダンスはキッズがやたら多くなっていますが、ストリートダンスが流行始めた頃は大学生くらいから始めるのが多かったように感じます。そして学生時代にストリートダンスに燃えていたというのはよく聞く話です。

私も学生時代にダンスを始め、毎日ダンスのことしか考えていない日が続いていました。

とにかく時間があればダンスの練習をするそれができていたわけです。

それが社会人になると、すべてではないにしろ、なにかしらのダンスにとっての弊害を感じる時がでてきます。

別に社会人(会社員)になったから練習ができないとかではないんです。

それでも、少なからず練習量が追いつかなかったり、スキルの衰えを感じたり何かしら歯がゆさを感じられた方はいるんじゃないかと思います。

今までダンスに注いだ情熱が高ければ高いほどその歯がゆさを感じるはずです。

サラリーマンダンサーはすごい

とはいえ、社会人でサラリーマンになったからダンスができなくなるわけではありません。

昨今はサラリーマン○○という言葉をよく聞くくらいで、とにかく人間2つや3つのことは同時進行できる生き物なんです。

サラリーマンだからプロダンサーに勝てないということは無いですし、そんな固定概念は忘れた方がいいです。

「僕は趣味でダンスやってるだけなんで〜」なんて腰を低くする必要はありません。堂々とダンスが好きなら「ダンサー」と名乗ればいいんです。

踊れるサラリーマン集団「Team Black Starz(ブラスタ)」をご存知でしょうか。メンバー全員が普通にメインの仕事を持たれて活動されているダンサー集団です。
踊れるサラリーマン!「Team Black Starz(ブラスタ)」は今話題のエンターテインメントパフォーマンス集団! | gori.me(ゴリミー)

もちろん、この方達以外にもすごいサラリーマンダンサーはいらっしゃると思いますが、表現の仕方や考え方を切り替えたりすれば、ダンスは歳をとってももっともっと楽しめます。続けて行けます。

サラリーマンをしていようが、していまいが、関係ないんです。ダンスはスポーツじゃありません。スキルや実績だけがすべてじゃないんです。

しかも、こういう方達ってきっと仕事とダンスにメリハリを付けて仕事でもダンスでもパフォーマンスを発揮しているんじゃないかと勝手に思っていたりします。私はできていないですが、できる人を私も見てきました。

サラリーマンダンサーは以外にすごい人が多いです。

10年のサラリーマンダンサーを経て思うこと

社会人になって10年と少し経ちますが、踊るといことをやめたことはありません。

私なりに社会人になっても楽しくダンスを続けて行くコツというか大切なことを書いておきます。

ダンスチームを維持すること、仲間を大切にすること

ダンスを長く楽しんで続けたいと思うなら、私として一番思うこと、それはダンス仲間(友達)でしょう。なんの世界でも同じですね。

一人で踊っていても楽しくないんです。ダンスで言うなら、ダンスチームでしょう。

自分のダンスチームがあればショーにも出ることになります。ショーという目標があれば、人間がんばります。ショーはもちろんですが、それまでの練習の時間をみんなで過ごすというのはお金では買えない宝物になります。

サラリーマンダンサーを、いやダンスを続けたいのなら、チームや仲間に一番気を使うべきだと思います。

もちろんうまく馬の合うチームが組めるのは簡単なことじゃありません。巡り合わせです。でもきっと純粋にダンスが好きであればダンススクールやクラブやいろいろなところで出会いがあるはずです。それを大事にするだけで結果は変わると思います。

「細く長く」に頭を切り替える。継続は力なり

体がバキバキに動いて、とにかく目立って自分の踊りを見てもらいたいという考え方から、今は「細く長く」とにかく楽しんで続けて行くことが大事という考え方に切り替えました(勝手に切り替わりました。)

歳をとっていけばダンス以外のことでいろいろと忙しくなり時間がとれなくなります。だから自動的にスキルや体力も落ちます。

毎日のように練習しているダンサーにはどうしてもかなわなくなります。

ここをなんとかしたいと追い続けると、なにかを犠牲にしなければならなくなります。

サラリーマンダンサーとして自分の中でのダンスをどう位置づけるか?を考えて考え方を切り替えないといけません。

私としては今は続けて行くことに意味があると思っています。30歳を超えてからは特に「継続」の意味が分かるようになりました。

「細く長く」消極的に聞こえますが、私的にはダンスを体が動くまで楽しんでやっていきたいと思ったときには重要なキーワードです。

無理はしない

またまた消極的な言葉ですが、すごく大事だと思っています。サラリーマンダンサーは家庭に仕事にその他の趣味といろいろ忙しいわけです。

その中の1つがダンスなんですから、無理しちゃいけません。無理をしたら人間嫌になるんです。

楽しんでなんぼのダンスです。今でも私は「ダンスは遊び」と思ってやっています。いやいや踊ってもなにも生まれません。だから無理はしません。

サラリーマンダンサーがもっと増えてほしい

もうサラリーマンダンサーを続けて10年が経つ私ですが、いつも思うことは自分たちと同じようにサラリーマンダンサーが増えてほしい、あとは今現役でバキバキにやっているダンサーが歳をとってもやめないで欲しいと思うこと。

私の周りに学生時代にあふれるようにいたダンス仲間は、今では数えるほどしかいません。

別に強制的に続けろというものでもないのですが、それでも、せっかくあれだけ踊れていたんだから、今でも踊っていてほしかったというダンサーがいくらでも頭に浮かびます。

今の自分になにかができるわけではないですが、純粋におじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんまで、ダンサーは増えてほしいな〜と思う今日このごろです。

さ〜来月のショータイムに向けておっさんはがんばるで〜!!!

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