少し前に読んだ子育て本の紹介です。
タイトル「ガミガミ母さん、ダメダメ父さんから抜け出す68の方法」から反応してしまう方は、まさにやんちゃな子供に手を焼いているお母さん、お父さんでしょう。
私たち夫婦もまさにこの言葉に敏感な時期です。
ということで、夫婦揃って読みました。
子供の前で夫婦ゲンカの多い私たちには、希望にもなる内容で、全体として勉強になることが多かったです。
目次
子供のためになる夫婦ゲンカもある
全体として、子供にイライラして当たってしまう親に向けて、いろいろと対策や参考になる考え方が書かれているんですが、私として一番響いたのは、夫婦ゲンカのことです。
ケンカの多い我が家にとっては少しだけホッとなった内容でした。
子供の前で夫婦ゲンカをするのは教育上、一見よくないように映りますが、ケンカのやり方次第で子供のためになるということ。
ただ、決して間違っちゃいけないのは、ケンカを見せるのが子供にいいということではありません。基本的にはないほうがいいんです。
重要なのはケンカのやり方です。
要するに、どちらが悪くて、何が原因だったか?そして、悪かった方はきちんと誠意を持って謝り、次回ケンカにならないようにお互い前を向いて仲直りする。というような、ロジカルと言えばいいんでしょうか、そういうケンカの仕方を夫婦で心がけようということです。
もちろん、現実の夫婦ゲンカはこんなキレイなプロセスなんて踏んでられません。もっと泥臭いですよね笑
まぁそれは分かってるんですけど、お互い子供のためを思って、少しでもケンカが始まった際は冷静になってお互いの非を認め、きちんと仲直りをする意識を持てば少しはためになるかなと思いました。
ケンカは生きていく中で重要なもの
ケンカはダメなんて聞くこともありますけど、大人の世界でもケンカはあるんで、私は子供には言いたくありません。
むしろ、ケンカは子供のうちにいろいろと経験したほうがいいと思います。
世の中で生きていく中では意見が食い違うのはあって当たり前のこと。
ケンカがダメというわけではなく、ケンカをしてどうお互いの想いをすりあわせていくか、というプロセスを学ばせることが重要だとこの本には書いてありました。
こういったところはすごく共感したところがありました。
ということで、夫婦ゲンカにフォーカスしましたが、タイトルのとおり、イヤイヤ期の子供にイライラしている親には冷静になれる一冊だと思うので、興味ある方は是非読んでみてください。