新型コロナウィルスのため、全国で自粛モードが続いております。
我が家も不要不急の外出は控えて、家族で自宅でなんとか過ごしています。
家にいなきゃいけないので、必然的に「いかにして家で楽しく過ごすか」がどのおうちでもテーマとなっています。
我が家は奥さんと小学2年と年中の娘が2人。子供達は宿題をしたり、テレビを観たり、ゲームをしたり、そして僕と遊んだりで過ごしていますが、それもかなりマンネリ化。
そんな中でのゴールデンウィーク(GW)への突入。
ただただいつも通りに家で過ごすのも子供達にとってかわいそう。少しでも非日常をということで、去年から少しずつ楽しみ始めたアウトドアをおうちでやることに決めました。
おうちでお庭でバーベキューではなく、ずばり、おうちのお庭でキャンプです。
お庭でキャンプということで、ご近所さんから目につく庭にテントを張るわけなので、それなりの覚悟が必要ですが、コロナの影響を受けているGWということで、周りからも理解してもらいやすいだろうということもあり、決行することにしました。
ということで、おうちにいながらして、初めてテントを買い、おうちのお庭でテントを張ってキャンプしたイベントレポート。そして、購入したテントがおうちキャンプにも最適なものでしたので、紹介したいと思います。
目次
まずはネットでテントを購入
去年からちょっとずつ手を出していたアウトドア。
去年、子供の友達家族とキャンプデビューはしたものの、自身のテントはまだ持っておらず、コテージに泊まりました。
テントは今年入念に下調べをして買おうと思っていましたが、想定外のコロナウィルスで、ゆっくりお店に出向くこともできなくなったので、以前から気になっていたノルディスクの「Asgard」というテントをネットのサイズ情報だけを頼りに勢いで購入しました。
安くはない買い物なので、現物を見ずして購入するのは躊躇しましたが、このGWをなにもなくして過ごすよりはと思い、ポチりました。
と言っても、お庭でのキャンプということで、自宅のお庭の広さをしっかりと測り、テントのサイズもしっかりと確認して、購入に踏み切りました。
我が家のお庭について
ところで、お庭でキャンプといっても、それなりの広さが必要になります。
参考までに我が家のお庭について買いておきます。
我が家は一戸建ての前に庭を設けていてそれなりに広さがあるんですが、カーポートを建てているため、実際に平らな土の地面というのは一部です。
カーポートと家の間の約3.5m程の間が唯一テントを張れるスペースです。
逆に言うと、このスペースに入るテントでないとおうちキャンプができないということになります。
幸い、僕はなにかとコンパクトが好きで、通常のキャンプで使うテントも大きいビッグサイズよりは家族4人がギリギリ寝れればいいだけの小さめのサイズのテントを買いたいと思っていたので、この庭に建てれるテントであれば十分でした。
ひとつのテントで、通常のキャンプとお庭キャンプ両方使えるのが理想ですが、家族の人数にもよると思いますが、大きいテントだと、それだけサイズはでかくなるので、お庭でキャンプするのもそれ相応の広さが必要なので、準備についてはよく考えたほうがいいですね。
購入したテントはノルディスク「Asgard 7.1 Basic Cotton Tent」
今回僕が購入したテントはノルディスクというデンマーク生まれのアウトドアブランドの人気テントシリーズである「Asgard」(アスガルド)です。
ある程度キャンプに興味を持ってテントを調べたら必ず目にする白くまマークのブランドです。
「Asgard」はテントの形が特徴的で、一般的なドーム型などのテントと違い、遊牧民が使うようなテントの形をしています。この形がおしゃれとか、カッコいいとかで最近のキャンプでは購入する人も多いようです。
ちなみにノルディスクは現地の言葉で北欧という意味なんだそうです。
この人気シリーズの「Asgard」ですが、いくつかサイズがあります。僕が購入したのは7.1というタイプのもので、広さが7.1ヘーホーメートルのことなのですが、大人3,4人が入れる大きさのものです。
数あるテントの中で、ノルディスクの「Asgard」を購入した理由は、ずばり「おしゃれ」(見映えがカッコいい)だからです。
見た目だけで買ったということで、ベテランキャンパーさんには怒られるかもしれませんが、正直に。
基本、形から入るのが好きなので。もちろん、北欧出身ということで寒さに強いとか、コットンなよさとか、いろいろと機能性が凄いことも見て買ったんですが、なによりも見た目でした。(もっと言うと、奥さんがこのテントならキャンプ行ってもいいかなと言ってくれたからというのもあります。笑)
ちなみにですが、個人的にはノルディスクの「Asgard」はドーム型などのテントよりは見映えがおしゃれなので、インテリア性も兼ね備えていると思います。
ドーム型のもろキャンプっていうようなテントよりはノルディスクの「Asgard」はお庭のインテリア的にも溶け込む容姿なので、お庭キャンプに向いているのかな〜と思いました。
実際にお庭に設営してみた。
ということで、実際にネットでポチってから約1週間後にテント、ノルディスクのAsgardが届きました。
▼ダンボールを開けると、手持ちバッグ型のものが。
▼バッグ型なのでファスナーでオープンできるのかと思いきや、サイドから取り出す方式。
▼中を引っ張り出すと、テント本体が出てきました。コットン素材のテントということで、結構重いです。
▼その他、テントを建てるのに必要なポールと杭です。
▼あと入っていたのが、マニュアル。と言っても、ほんとに簡易的なマニュアルでした。まぁ初めての僕にはないよりはマシでしたが。
そして、ここからは初めてのテント設営です。
まさか、初めてのテント設営がキャンプ場ではなくて自分の家の庭になるとは、と思いながら作業をしましたが、設営自体は素人の僕でも一人で難なく行えました。
設営方法が簡単というのもこのAsgardの特徴でもありますから。簡単に言えば、テントを広げて、真ん中に柱となるポールを建てて、周りから引っ張るだけです。
▼まずはテントを設営する場所に広げます。
このAsgard7.1のサイズはテントの屋根から床まですべて一体となったタイプなので、本当にバッグから出したテントをそのまま地べたに広げる感じです。
▼続いてテントの床部分を固定します。杭(ペグ)を打ち付けるのにトンカチ(ハンマー)は必要なので別途準備が必要ですね。今回は自宅のお庭なので、倉庫からすぐにハンマーを出してきました。こういう時にもおうちだと楽ですね。
▼すべての固定をするのではなく、まずは四隅だけくらいを仮留めしていきました。
床部分の仮留めができたらテントの中に柱となるポールを持って潜り込み、テント真ん中に建ててテントの屋根を押し上げます。
▼こちらがテント真ん中に立てる支柱です。特にネジなんかで止めることもなく、本当に地面とテントの天井部分の間に挟み、テントの重さで支柱が固定されます。
▼支柱の天井側は高さ調整ができるようになってます。
合わせて、入り口部分の柱となる三角形状のポールを入り口にセットします。
▼テント内側から三角形のポールを入り口にセットします。
これで、ほぼテントの形は出来上がり、あとは各方向こらロープで引っ張るだけです。
外側からのロープでの引っ張りは、広いキャンプ場などであれば八方からしっかり距離をとってペグを打ち込みロープを貼るわけですが、今回は狭い庭に張るわけなので、広くロープを張れないところは、周りのフェンスやカーポートの柱など、庭にあるものを使ってロープを貼りました。
▼普通に地面へペグを打ち込んでロープが張れないところは、フェンスやカーポートの柱なんかを使いました。
▼そして、その他の部分もひと通り外側からのロープで張れば完成です。テント張りははじめての素人のおっさん一人でもとりあえず絵になる形で設営ができました!はじめてだったので、時間にしておおよそ40分程かかってしまいましたが、慣れれば、20分程度あればできるんじゃないでしょうか。
テントの中の準備
テントが設営できたので、早速子供達は喜んで中に入ります。テントの中で遊べて寝れる準備をしました。
テントの中は思っていた通りの広さで安心しました。我が家(大人2人、子供2人)なら十分いける大きさです。大人だと3人まではいけると思いますが、4人だとちょっと難しいでしょうね。
テント内は風通しの窓(メッシュ)が3つ備わっています。
▼あと天井部分にも風通しの穴(メッシュ)が空いています。
あとは、支柱のフックにLEDランタンをセット。床はそのままだと厚手のビニール素材でさすがにそのままだと寝られないので、家にある敷布団(薄手のマット)とふとんを敷き詰めました。
子供達もぬいぐるみや人形を運んだりと準備万端です。
▼キャンプらしくテントの中で遊べるカードゲームも準備!
あとはお庭でキャンプを楽しむだけ
準備が整ったので、あとはお庭でキャンプを楽しむだけです。
と言っても、場所はお庭。ご近所さんに迷惑がかからないように、はしゃぎすぎず、落ち着いて楽しみました。
カーポートの下に机と椅子を出して、晩ご飯ですが、焚き木をするわけにはいかないので、我が家は家で作った普通の晩ご飯を外へ運んで食べました。
(BBQくらいしようかなと思いましたが、少し疲れてしまって。)
家で作った食事をそのまま外へ持って出て食べれるっていう手軽さもおうちキャンプのよさかもしれません。
▼食事中な写真撮り忘れて、片付けた後です。
▼そして、夜8時前にはテントに入ってカードゲームをしたり、絵本を読んだり、まったりと過ごして就寝しました。
ちなみに、寝る時は僕と子供だけで、奥さんは家の中でゆっくり寝ましたけど。
5月頭ということで、夜はだんだんと冷え込みましたが、テント内は冷え込むことなく、快適に眠れました。
ノルディスクのテントは北欧製ということで、素材や機能が寒さに強いつくりになっているそうです。
この時期にはちょうどよかったんだと思います。
翌日のお片付けと今後に向けて
翌朝、快適な朝を迎え、しばらくゆっくりしてから、片付けをしました。
キャンプでテントで寝ると、朝起きるとテントの中が湿気で水滴が付いているということも聞いていましたが、そんなこともなくホッとしました。もちろん時期にもよるんでしょうが。
片付けも簡単で、周りのロープを緩めて、中の支柱などを抜けば、あっという間にテントはぺちゃんこに。あとはペグを抜いて、テントを畳むわけですが、気になっていた地面に付いていたテントの底部分です。
▼裏を見てみると、さすがに湿気で水分が付いて、あわせて土や葉っぱ、枝なんかも引っ付いている状態でした。
さすがに、このまま畳んでしまうことはできず、テントをいったん広げて干してから片付けました。
どちらにせよ、テントを片付ける時には、いったん天干しして掃除してから片付けるべきですが、次回からはテントの下にブルーシートを敷くだけでも少しは違うかなと思いました。
さいごに
ということで、コロナ禍の中、おうちでGWを楽しむために、おうちでキャンプをしたレポートでした。
勢いで購入した、ノルディスクの「Asgard」もイメージどおりのテントで快適でした。
家の庭にテントを張って寝るだけと言えば、それだけなんですが、けっこう楽しいもんです。
我が家のように小さい子供がいれば、テントで寝るだけで、テンション上がりますからね。
自宅の庭にテントを張れるスペースがあるなら、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
ただし、あくまでおうちなので、近所迷惑には気を遣って楽しみましょう。