アコーディオン網戸(蛇腹網戸)はデメリットが多い。バルコニー出口のアコーディオン網戸を横引きロール網戸へ交換した話

SPONSORED LINK



アコーディオン網戸

先日、我が家のバルコニー(ベランダ)出口に取り付けていたアコーディオン網戸(プリーツ網戸や蛇腹網戸とも言われる)を横引きのロール網戸に交換しました。

マイホームを建てて約7年、老朽化したというのもあるんですが、交換したのにはいろいろと理由があるんです。

今回はこのアコーディオン網戸をなぜ交換したかについて書きたいと思います。

そして、新しく交換したロール網戸のメリットや使用感なども書いています。

ということで、今回の記事はこんな方におすすめです。

  • アコーディオン網戸とロール網戸で迷っている
  • これからマイホームを建てる、もしくは建設中で網戸の情報を知っておきたい
  • バルコニー(ベランダ)の大きい窓に最適な網戸のタイプはどれか把握したい

なんでも実際に使ってみたり、経験してみないとわからないものです。

僕の経験をもとに参考になればと思います。

SPONSORED LINK

目次

新築時に付けたアコーディオン網戸

アコーディオン網戸

まず、僕がマイホームを建てた時の話をします。

我が家はもう建ててから7年が経過したんですが、二階リビングの家で、リビングからすぐ出れる場所に約4.5畳ほどのバルコニー(テラス)を設けています。バルコニーへの出入り口はいわゆるテラス窓と言うんでしょうか、大きな窓を取り付けています。

家の構造上、窓の左右にはスペースがないため、引き戸式の窓は付けれず、外側に折りたたまれるタイプの折りたたみ式の窓を取り付けています。

この折りたたみ式の窓自体はいいのですが、問題は今回の主役である網戸です。

当たり前ではありますが、夏などは蚊などの虫が入る可能性があるので、網戸も付けることにしました。当時、こういった大きな窓で、かつ通常の引き戸式の以外の網戸ということで工務店から紹介されたのがアコーディオン式の網戸です。俗に蛇腹網戸とも言われるもので、まさに蛇の腹のように網戸を折りたたんで収納できるタイプの網戸です。

当時、薦められた蛇腹網戸以外の網戸タイプがないのか少し調べて、横引きロール網戸も見つけたんですが、窓の大きさ的に製品として対応品がなくあきらめた記憶があります。

アコーディオン網戸のデメリット

そして、マイホームに住んで時を重ねていったわけですが、日が経つにつれてアコーディオン網戸のデメリットが徐々に明るみにでてきて、とうとう限界ということで、今回ロール網戸への交換に踏み切りました。

参考までに書いておくと我が家に付いていたのは、リクシル(LIXIL)のアコーディオン網戸(蛇腹網戸)です。

別にリクシル(LIXIL)の製品が悪いと言うわけではなく、このアコーディオン網戸(蛇腹網戸)はどれも今回書くようなデメリットがあるんだと思います。(新しい横引きロール網戸もリクシル製品です。)

折り目部分が破れる

アコーディオン網戸の古くなった様子

まず1つめのデメリットです。日が経って劣化という点があると思いますが、折り目の部分が弱くなるのか、破れる部分が出てきました。

我が家は新築と同時に子供も小さかったですから子供が網戸を触ることも多かったのでそういう点もあってだと思いますが、網戸が破れるのは致命的です。仕方なく破れたところを糸で縫いつけたりしてしのいでいました。

アコーディオン網戸の古くなった様子

網戸の張替えができない

上記の網戸が破れる点にも関係してきますが、通常の扉型網戸は網の張替えができたりしますが、アコーディオン式は網の形状が特殊なので、張替えができません。張り替えるとなると、アコーディオン式の網戸全部を部品的に取り替えることしかできないので高価になります。

こういった点もあって、貧乏くさいですが、破れたところは糸で補修をしていました。

網の掃除ができない

アコーディオン網戸の古くなった様子

アコーディオン式なので、網が三角形の山谷ででこぼこしている形状です。このため、平面の網戸と違って掃除がしにくい、いえ、むしろできないに等しいです。

なので、写真のとおり、網には日々の生活のほこりなどがこびりつきどんどんよごれていく一方でした。

折り目の形状が崩れてきれいに収納できなくなる

アコーディオン網戸の古くなった様子

こちらも、日々劣化していった部分になりますが、最初は三角の折り目できれいに収納はできていましたが、日々の生活の中で、折り目がきれいに折れずに収納されたり、角度がよくなかったりが起きると、だんだんと網がきれいに折りたたまれなくなり、網の形状が崩れていきました。収納した際にも写真のとおり、網戸がはみ出て見栄えもとても悪い状態でした。

こうやって、振り返ってみると、このアコーディオン網戸にメリットはあるのだろうか?と思えるくらいデメリットが多いです。

横引きロール網戸に交換

そんなこんなで、7年目にしてもう限界!とうことで、アコーディオン網戸から横引きロール網戸に交換をすることにしました。

調べてみると、当時横引きロール網戸で大きいサイズのものはなかったのですが、我が家の窓サイズにも対応するものがリクシルからも登場しており、そちらに交換することにしました。

こちらが交換した製品です。

LIXILの大きな窓や出入り口にも対応できる横引きロール網戸です。冊子のカラーもブラック、ホワイトなど計5色あり、最近は網の色も選べるようになっています。

参考までに我が家の窓(出入り口)の大きさを書いておくと、幅:157cm、高さ200cmです。ということで、1枚の横引きロール網戸では対応できないので、2枚使いで、両サイドから横引き網戸を取り付ける形となります。(アコーディオン式のときも同じ形です。)冊子の色はブラック、網の色はホワイトを選びました。

楽天などで注文も製品単体を注文もできるようですが、取り付けも考えると業者にお願いしたほうが間違いないということで、当時からお世話になっている工務店さんから紹介いただいた冊子屋さんに商品をお伝えして交換工事含めてお願いをしました。ちなみに商品自体が約5万円ほど、工賃など含めて約8万円ほどかかりました。

▼取替え工事の様子

横引きロール網戸の取り付け工事

工事自体はもともと取り付けられていたアコーディオン網戸を取り外し、ロール網戸を取り付けるだけだったので約30分程度で終わりました。

▼取り付け後の写真です。概観は以前のアコーディオン網戸と変わらずです。

バルコニー出口に付けた横引きロール網戸

▼両サイドの収納部分の幅も以前と変わらずくらいの幅で問題なしです。

横引きロール網戸を取り付けた様子

▼ちなみにサイドのロール収納部分の幅は約11.5cm程です。以前のアコーディオン網戸の時より短いと思います。

横引きロール網戸のロール収納部分の幅

▼下側は細くて薄いレールが1本通っているんですが、それだけで特に気になりません。薄いので邪魔にもなりません。

横引きロール網戸の枠部分

▼両開きの網戸なので、真ん中に向けて戸を引っ張って閉めます。戸をくっつけるとそれぞれの戸が磁石でぴしゃりと固定されて閉まります。

バルコニー出口に取り付けた横引きロール網戸

▼最後に一番重要な網部分です。アコーディオン式にないでこぼこのないすっきりとした平坦な網戸です。これを待っていました!

バルコニー出口に取り付けた横引きロール網戸

網戸の交換方法について

ちなみに、このロール網戸の交換方法について参考までに書いておきます。通常の網戸のように張り替えというのはやはりできないようで、網戸の枠ごと変えるしかないようです。これはアコーディオン網戸と変わらないですね。なので交換する時には専用の網戸に交換しないといけないので、それなりにお高くはつくと思います。ただ、アコーディオン網戸と違い、網戸がフラットなので、汚れであれば掃除ができるのは大きいと思います。

▼網戸部分の取り外し手順が書かれています。

横引きロール網戸の網戸部分の取り外し方

横引きロール網戸に交換しての感想

実は家を建てたころに「アコーディオン網戸はなにかとデメリットが多くて良くないよ。」という話を知人から聞いたこともありました。当時はアコーディオン網戸しか方法がなかったということで、仕方ないとあきらめていたんですが、実際に住み始めてから「こういうことか~」とアコーディオン網戸のデメリットを痛感していました。

横引きロール網戸もまだ交換したばかりでこれから使ってみてデメリットは出てくるかもしれませんが、交換したことで網戸自体がすっきりして、とても気に入っています。少なからずアコーディオン網戸よりは絶対にいいと感じています。

ということで、嫌気が差していたアコーディオン網戸をロール式網戸に交換した話でした。これから網戸の形式に迷われている方などには参考になればと思います。

SPONSORED LINK

関連記事(広告含む)