子供2人乗せでの電動自転車選び。「Panasonic ギュット・ミニ・DX」を選んだポイント

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来年度から上の子が幼稚園に通います。

幼稚園の送り迎えが中心となる生活が始まるということで、我が家では「電動自転車」を購入しました。

毎度ながら、高い買い物をする際には、入念に下調べということで、いろいろと調査をして我が家に一番しっくりくる電動自転車を選びました。

今回は我が家の場合となりますが、電動自転車選びの経緯とポイントを書こうと思います。

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目次

電動自転車を購入しようと思った背景

まず、電動自転車を購入することにした理由ですが、箇条書きにすると以下になります。

  • 通う予定の幼稚園に駐車場がない。通園時に車を停めさせてもらえない
  • 小さい子供が2人いる
  • 我が家への道のりで坂道がある

大きな理由は1つ目の項目で、「幼稚園の通園時に車を駐車することができない」というところですね。

通園時は大変混み合うので、車をゆっくり停めさせてくれるところは少ないのではないかと思います。

車が使えないだけなら普通の自転車でもよかったのですが、それでも普通の自転車より、価格もずいぶん高い電動自転車を購入するに至ったのは、2、3項目の状況があったからです。

電動自転車の子供2人乗せの種類

子供が2人(幼稚園に行く4歳と下の子が1歳)いるということで、電動自転車でも2人の子供を乗せるタイプを探すことになったのですが、子供の2人乗せには2つのパターンがあります。

大きい子を後ろに乗せるのは変わりないのですが、違いは小さい子用のシートの位置です。

▼1つ目のタイプは子供シートが前カゴのようにつくタイプ。ハンドルの間から前カゴの位置を使ってシートが取り付けられています。

▲今回我が家が購入したのはこのタイプです。

メリットはシートがハンドルの間に挟まるようにあり、ハンドル操作の邪魔にならないため運転しやすいこと。またシートがしっかりと囲われているので安全性も高いことがあげられます。

逆にデメリットは、前カゴが付けれないので荷物を乗せることができない。といったところです。

▼もう1つのタイプはハンドルの手前にシートがつくタイプです。

▲写真はYAMAHAのPAS Babby nuの公式写真です。

最大のメリットは前カゴが取り付けれるので、荷物もおける場所を確保しながら、2人の子供を乗せることができるというところでしょう。

逆にデメリットはハンドルの手前にシートがあるので運転しづらい。というところになります。

それぞれ、メリット、デメリットがありますし、見た目の好みの問題もありますが、結果的に我が家は前カゴ位置につくタイプを選ぶことにしました。

前カゴタイプを選んだ理由は以下です。

  • 1、2歳児を乗せるとなったら、前カゴタイプの方が乗せやすく、安全性も高いように感じた。
  • 実際にハンドルの手前にあるタイプに試乗してみたが、運転しにくかった。
  • 将来的にシートを取り外してカゴを取り付けることもできる(見た目はかっこよくはないですが。。。)

各メーカーの情報を一通り見ましたが、前に子供を乗せる場合は、前カゴタイプが主流のようですね。

「Panasonic ギュット・ミニ・DX」と「YAMAHA PAS Kiss mini」の比較に

2人乗せのタイプも決まってきたので、具体的に各有名メーカーから機種を選定しました。

我が家で候補に上がったのは以下の3機種です。

Panasonic ギュット・ミニ・DX
YAMAHA PAS Kiss mini
ブリジストン Bikke polar

各メーカーの20インチの2人乗せができる同じようなタイプの機種になります。正直見た目は同じような感じで、どれも最近のママが好むオシャレなデザインになっています。

また、2人目を乗せる後ろのシートはどれも別売りとなっています。

選び方はスペックの比較はもちろんですが、最終的には最寄りの自転車屋さんで試乗させてもらい、そこでしっくりきたものを選びました。

まず、スペックの比較です。価格(メーカー希望価格)も入れます。

機種 バッテリー容量 充電時間 走行距離(標準モード) 価格(税抜き)
ギュット・ミニ・DX 16.0Ah 約6時間 約60km 142,000円
PAS Kiss mini 12.3Ah 約3.5時間 約49km 140,000円
Bikke polar 13.2Ah 約4.5時間 約53km 132,800円

ポイントを言うとすれば、Panasonicのギュット・ミニ・DXはバッテリー容量が大きい。その分、走行距離も長いわけですが、充電時間は長く、価格も一番高いです。逆に価格はブリジストンが一番安いです。

やはりスペック比較だけでは一概にこの商品と決めれないので、最終的な選択は試乗に委ねられました。

試乗でのポイントはやはり、電動アシストの感覚と乗り心地、そして、子供のベルト付けや乗せおろしのしやすさなどです。

お目当の商品がドンピシャでなくても、せめて同じシリーズであれば、おおよそ感覚がつかめるので、試乗した方がいいと思います。

▼我が家はYAMAHAのPAS Kissシリーズの試乗したり、

▼Panasonicのギュット・ミニ・DXを試乗したりしました。

ブリジストンも試乗をしたかったのですが、我が家の近くの自転車屋さんを数件回ったのですが、PanasonicとYAMAHA製品はどこも置いてあるもののブリジストンのお目当のシリーズを置いているところがなく、さすがに試乗していないものを購入する勇気はなく、ブリジストンについては諦めることにしました。

ということで、試乗ができた「Panasonic ギュット・ミニ・DX」と「YAMAHA PAS Kiss mini」での比較になりました。

「Panasonic ギュット・ミニ・DX」を選んだ理由

そして、最終的に選んだのが、「Panasonic ギュット・ミニ・DX」です。

「Panasonic ギュット・ミニ・DX」を選んだ理由は下記になります。

ハンドル固定がスタンドをかけると同時にかかる

子供を乗せる電動自転車ではどのメーカーのものもデフォルトになっているようですが、ハンドル固定機能があります。

ハンドル部分に子供のシートがあるので、ハンドルロックがかからないと、ハンドルが重さで曲がり転倒しかねないからですね。

で、このハンドル固定機能にPanasonicとYAMAHAで違いがありました。

Panasonicは自転車スタンドをかけると同時に自動的にハンドル固定がされますが、YAMAHAはハンドルにハンドルロックのレバーがあり、手動でハンドル固定を行います。

一言で言うと、「Panasonicのスタンドと連動型のほうがとても楽だった」というところです。

YAMAHAの手動は私たちの感想では操作がしにくく、めんどくさいと感じてしまいました。

子供のベルト装着が楽なピッタベルト

続いてのポイントが子供をシートに固定するベルトの装着部分です。

「ピッタベルト」という名前が付けられているようですが、要はベルトの止め、外しがワンタッチでできるんですね。

写真だけだと分かりにくいですけど、ベルトをシートにパチン!と差し込むだけの仕様になっています。

子供の手を通してとか煩わしい作業がなくなるのは随分楽だなと感じました。

ちなみにこの「ピッタベルト」は前のシートだけに付いていて、後ろに取り付けるシートはピッタベルトではありません。

補助パワーの感じ方とバッテリーのパワフルさ

最後が一番肝心な電動自転車の電動の部分ですね。

これは実際に試乗してみないとわからないですし、体感なので個人差もでてくるところではありますが、やはり、Panasonicはこぎ出しのときにぐっと押し出される感があり、パワフルさを感じました。

これは、バッテリーのパワーが違うので当たり前と言えば当たり前ですが、うちは坂道があるので、この体感は重要なポイントになりました。

決してYAMAHAのものがパワフルでないということではなく、実質どちらも支障はまったく感じなかったのですが、強いていうならパワーを感じたPanasonicかな、という感じです。

「Panasonic ギュット・ミニ・DX」を購入、使ってみての感想

とうとう買った電動自転車。注文してから、約1週間で届きました!

色はいろいろと用意されていますが、うちはシックなつや消しグリーンを選びました。

▼こちらが小さい子供(下の子)を乗せる前のシートです。

▼足置きのところを広げたり、手持ちバーの位置が調整できたりします。

▼そして、ピッタベルトです!

▼後ろシートは上の子を乗せる形となります。

こちらは別売りなので、一緒に購入して自転車屋さんに取り付けてもらいました。

▼ヘッドライトはもちろん、センサー型です。

▼後ろにもセンサー型で点滅ライトが付いていて安全性も優れています。

▼スタンドも子乗せ自転車特有で倒れないようにガッチリと幅を利かせたものになっています。

スタンドも足で押さえてしやすい工夫がされていて、子供2人乗っけていても楽にスタンドがかけれました。

▼そして、こちらが電動アシストのリモート操作部分です。左ハンドルに付いてます。

「アシスト」の部分で、3つの走行モード(パワフル、標準、エコ)を切り替えれます。

「切替」ボタンでバッテリーの残量の表示形式も切り替えれます。

▼残バッテリーパーセンテージ表示

▼残走行距離表示

▼残走行時間表示

▼右ハンドルにはベルと走行ギア切替(3段切替)が付いています。

▼そして、バッテリー。

▼取り外しは鍵で簡単に外せます。取り付けは鍵なしで着けれます。やっぱりそれなりに重さはあります。

▼乗らずに家に置いておく時は必ずバッテリーを外して置きましょう!やっぱり、着けたままだと盗難に遭う確率がぐんと上がるんだそうです。

▼こちらがバッテリーの充電機です。幼稚園が始まり、自転車生活が始まると、バッテリー充電器を玄関に備え付けないといけないですね〜

坂道も余裕だった

そして、一番気にしていた自宅への道のりにある坂道を走ってみました。

バッチグーですね。

まぁ大丈夫だと思っていましたが、パワフルモードにしなくても立ち漕ぎなしで行けました。

まとめ

ということで、来年度から始まる上の子の幼稚園生活に向けて、電動自転車を購入したわけですが、私の選び方をまとめると、

  • 2人の子供を乗せれるタイプの選定
  • 各メーカーの同等機種のスペック比較
  • 最寄りの自転車屋さんで試乗

というステップとなります。

最終的には何を重視するかで選ぶものが変わってくると思いますが参考になればと思います。

さいごに

今回購入した電動自転車は高い買い物だったので盗難や事故にあわないように大事にしていきたいと思います。

初めて電動自転車を購入しましたが、まず、今の電動自転車はものすごくよくなってるな〜と感じました。

電動自転車が登場して約10くらいでしょうか。登場した頃も注目を浴びていましたが、価格も今より高かった記憶があるし、性能もよくないという噂やイメージがありました。

やっぱり今は巷で当たり前のように電動自転車を見かけるし、技術が進歩してるんだな〜と感じた次第です。

あとは、まぁ正直性能面はどのメーカーさんのものももう十分あって、価格帯もほぼ同じです。あとはデザインや色なんかの好みで選んで問題ないんじゃないかと思いました。

でも、高い買い物に違いはないので、自転車屋で買うにしてもネットで買うにしても、必ず試乗はしたほうがいいと思います。

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