今年に入ってから、マクドナルドで実施が始まっている「ENJOY!60秒サービス」。
このサービスですが、注文から60秒以内に全ての商品を準備できなかったら、好きなハンバーガーの無料券がもらえるというものです。
1/4〜1/31の11時~14時の間が対象となっているようです。
別にハンバーガーを無料で食べたかったわけじゃないんですけど、たまたま昨日マクドナルドに行って、この60秒サービスを体験したので書きたくなりました。
カウントの開始は支払いが完了した時点からで、支払いを済ませると、「それではこれより60秒のカウントを始めさせていただきます!」と唐突にキッチンタイマーを渡され、すでに59秒、58秒とカウントが始まっていました。(キッチンタイマーだったのがちょっとびっくりだったんですけどw)
あまりのテンポの良さに圧倒され、奥さんと、「すごいな〜」と話をしているとすぐに、「お待たせしました!」ともうセット商品を渡されるという状況。
タイマーを見ると、まだ34秒残っていました。早すぎる、、、
なんとなく、せかされる感じで、タイマーを返し、「ありがとうございましたー!」という声であっという間に送り出されました。
渡されたタイマーを写真にとっておこうと思いましたが、その暇もないくらな状態でドライブスルーを抜けた感じです。
ちなみに60秒行かなかった場合はコーヒーの無料券をもれなくもらえるようです。
目次
60秒サービスにセンスを感じた
この取り組みについては、すごいなと考えさせられました。
ここからは私の勝手な想像ですが、このキャンペーンにはいろいろな期待効果が込められているんだろうと思います。
回転率の向上
まずはお客さんの回転率を上げること。
単純に考えれば、60秒以内で1人のお客さんを回すわけですから、回転率が上がり、売り上げも上がるという事ですよね。
話題性での客増加
このキャンペーンですが、「60秒を切れなかったら、ハンバーガーをサービする」と聞いたら、そそられますよね。
うまくやっているな〜と思います。これ聞いたら、本当にどうなのか?気になりますし、行ってみよう!となりますからね。
話題性も十分です。
ちなみに調べてみると、ポテトの塩抜きを頼むと60秒を超えるというようなニュースが出てますね。嘘かほんとか分かりませんが。
NEWSポストセブン|マック「60秒サービス」開始でポテトの“塩抜き”頼む客増加
注文から60秒以内に全ての商品を準備できなかったら、好きなハンバーガーの無料券がもらえるというもの …
従業員の能力、モチベーションアップ
おそらくですが、この施策で従業員は60秒以内に商品を出さないといけないという縛りができ、強制的にスピードを求められるようになるわけです。
こういうのって以外に現場のスタッフは燃えているんじゃないでしょうか?
いかに早く、かつ品質を落とさず商品を作り上げるか、人間は目先に目標ができると地味に燃えるんですよね。
もちろん、スタッフ全員がモチベーション上げ上げになっているとは思えませんが、少なくとも内部的にはそういう効果も狙いにあるのでは?と思いました。
ということで、マクドナルドの60秒サービスですが、私の感覚だと、よっぽど嫌がらせのような注文をしない限り、60秒を超える事はないと思いました。
このキャンペーンはマクドナルド自身のサービス向上を客に約束する宣言と私は受け取りました。
ってことで、大人なら空気を読んで、嫌がらせのような注文はやめましょう。
さすがは、マクドナルド。アイデアといい、やり方といい、斬新ですごいですね。勉強させてもらいました!