先日、人生初の人間ドックに行って来ました。
現在33歳で、人間ドック受けなくてもまだどこも悪くないでしょ、という声ももらったりしたんですが、今後は毎年と言わずとも定期的に行こうと思ってます。
というのも、最近、身内(叔父さん)に大きな病気が発見されたということがあり、叔父さんからは会社の健康診断だけじゃなく、人間ドックなどの大型検診は歳を早いうちから行っとくべきと遺言のように言われたからでした。
目次
元気な人ほど行くべきなんだと思う
叔父さんは自分は元気だということで長らく診断、検査なんかを受けていなかったそうです。
病状が悪化した状態で見つかってからでは本当に取り返しがつかない。そうならないためにも元気でも行けというメッセージでした。
かく言う私も、元気が取柄の人間でして、病院にお世話になるという経験が今までにほとんどありませんでした。
だから、自分は大丈夫という思い込みがどこかであるんですよね。
でも、実はそういう人ほど歳をある程度とってからは検診に行くべきなんですよね。
初めてのバリウム
人間ドックは通常の健康診断では見ないようなちょっと深掘りした検査を行ってくれるわけですが、その中に胃の検査があります。
この胃の検査では、バリウムという白い液体を飲んで機械に乗りグルグルと回される。そして、その間げっぷをしてはいけないというルールがあります。有名な話ですね。
私としてのイメージは人間ドックと言えばこのバリウムなんですね。ある種このバリウムというものがどんなものなのか子供の頃から興味津々である種飲みたいという願望を持ってました。
なので遊びじゃないんですが、実はこのバリウムという代物を飲めるというのが密かな楽しみでありました。
意外に平気だったバリウム
胃の検査は人間ドックの一番最後だったんですが、最初にバリウムの飲み方、げっぷの我慢の仕方などの一通りの説明を受けて検査が開始されました。
そして、渡されたバリウム。確かに真っ白でどろっとしていました。
飲んだ瞬間の率直な感想は「別に飲みにくくないじゃん」というところでしょうか。もちろんうまい!とはいきませんがまずくはなかったです。(後で聞くと最近のバリウムは改良が進んでものすごく飲みやすくなってるそうです。)
あと飲む時には、バリウムだけでなく、お腹の中で気泡を発生させる粉末状の薬も一緒に飲まされました。
結局、バリウムは胃の中に綺麗に行き渡る必要があり、空気がしっかりと入って膨れた状態でないとうまく撮影ができないんだそうです。だからお腹の中で気泡が発生する薬を飲まされるわけです。そして、げっぷをすると空気が抜けるから極力しちゃいけないそうです。
やはりげっぷの波に襲われる
その後、機械に乗せられ、先生の指示に従って、うつ伏せ、あおむけやら台の上でグルグルと体を回しては撮影を行っていきました。
最初は特になんともなかったんですが、しばらくしたところで、一気にげっぷの波が押し寄せて来ました。
先生に言われたとおりつばを飲み込むように我慢をしていたんですが、結局、途中で一発げっぷをしてしまいました。げっぷの我慢、やはり苦しかったです。
ただ一回くらいの小さなげっぷであれば支障ないようで検査自体に問題はありませんでした。
さいごに
ということで、人生初の人間ドックを終えて、現在は結果待ちですが、何も異常がないことを祈っています。
ある種念願のバリウムを経験することができ、こんなものか〜と思いながら小さな満足にも浸りました。
今回の叔父さんの件が本当にいいきっかけになったと思っています。じゃないと人間ドックに行こうと思わなかったので。
自分は元気だから大丈夫という考え方は捨てて今後も定期的に受けようと思います。